「中指立てて抗議するのは…」和田アキ子が井岡一翔へのダメ出しで支持率上昇

 大御所の前でそれができたらホンモノだけど…。大みそかに注目の日本人対決を制して「井岡ここにあり!」を日本中に知らしめた、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔。でもその後は、ルールで禁止されている試合中の“タトゥー露出問題”が試合以上に話題を呼んでしまった。これに多くの有名人たちが反応して賛否両論。井岡自身も謝罪することなく、今後は海外だけで試合することをほのめかすなど一歩も引かない状態に。そんな中、1月22日に日本ボクシングコミッション(JBC)が井岡に厳重注意処分を下したことについて、芸能界のゴッドが言及。これが反響を呼んだ。

「23日に放送された自身がパーソナリティーを務める『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』で、アッコこと和田アキ子さんがバッサリと斬ったんです。でも、アッコさんが斬ったのはタトゥーの良し悪しではなく、渦中の井岡選手の対応ですね。というのも、同じく大みそかに行われた『RIZIN.26』に出場した上半身タトゥーだらけの平本蓮選手の『タトゥー文化最高』という投稿に、井岡選手が中指を立てている写真がアップされていたからです。これについてアッコさんが大いに疑問に思ったようですね」(スポーツライター)

 平本のツイートを確認したという和田は「これさ、みんながルールはルールだからって言っているなかで、これはルール違反で火に油を注ぐみたいな」と苦言。そして、平本の意見に乱暴なやり方で同調をしたかのような井岡に対して「真ん中の指を立てるっていうのは日本ではあまり浸透していないかもわからないけど、言葉に出せない。英語で言ってもダメな言葉。これはちょっとわかってないかな」「ダメですね。残念です、私としては。(タトゥーを)入れる入れないは別で、中指立てて抗議するのはちょっと違うと思う」とまくし立てた。

 普段は何かと世間から反論される和田。でも、この日のこの意見には支持率100%といっていいほど賛同意見がSNS上で見られたとか。

「アッコさんの言うとおりという声が圧倒的で、スッキリしたという意見が多かったですね。《父親になったのに中指立てるとかダサい》《アメリカでやってみな!射殺されるから!》などと、アッコさんに乗じるようにSNS上では井岡選手の浅はかな行動を批判するコメントが目立ちました。また、今回のタトゥー問題を騒ぎすぎだと感じていた人からも《こういうことするからタトゥーが余計に受け入れられないことをわかってない!》と失望する声もありましたから、タトゥー擁護派もつらいところだと思います」(前出・スポーツライター)

 世界チャンピオンがタトゥーをめぐって“場外乱闘”みたいなことをやっていたら、ボクシング界全体のイメージダウンにつながりかねない。JBCのルールでは「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」の試合出場を禁止しているが、「中指を立てる行為」にも何らかのペナルティがあってもいいのかも!?

(飯野さつき)

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