文春砲不発? 人気バンドのメンバー不貞報道は、炎上ではなくネタ祭りに

「天才科学者ジミーヘンドリックスがこの世に残した、究極の生命体」という触れ込みを持つ、オオカミの獣人のような見た目が特徴の5人組人気ロックバンド「MAN WITH A MISSION」。16日、文春オンラインはベース担当のKamikaze Boyの不貞行為を報じ、それを受けてバンドは公式サイト上で謝罪。19日に彼の当面の活動自粛を発表している。

 近年、世間はこの手の不祥事に厳しい目を向けているが、他の芸能人のような炎上はほとんど見られない。その理由としては、全米ツアーを成功させた実力派バンドであることに加え、テレビ出演が少ないこと、そして音楽界でも彼らしかいない個性的すぎる風貌にある。
 
 ネット上でも《オオカミと人間の別の意味で禁断の恋》や《究極の生命体だから何をしてもOK》、《そもそもオオカミなので不貞行為じゃない。むしろ、女性のほうが動物愛護法で罰せられる》といったツッコミ的なコメントばかり。不貞行為に対してはいつも辛辣な芸能界の御意見番・和田アキ子も21日放送の「アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)で「私、笑っちゃったんですけど」と思わず本音を漏らすほどだ。
 
「そもそもこのバンドはメンバー全員が素顔を晒していません。文春オンラインが撮影したKamikaze Boyと相手女性の2ショット写真は2人ともボカシ入りです。そのため、バンド自体は有名でも『誰?』って状況で、彼のツイッターも9年前から投稿がストップしたまま。過去の不貞芸能人と違って顔出しもしてなければ、ネットを通じてファンと交流しているわけでもない。世間も炎上させるより面白おかしくイジったほうが楽しいと判断したのでしょう。いずれにしても彼もバンドも好感度を売りにしているわけではないため、今後の音楽活動への影響は少ないと思われます」(芸能ライター)

 多くの著名人を撃ち落としてきた文春砲だが今回ばかりは不発に終わったようだ。

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