フジテレビがまた“プロ野球人二世”採用で「ドラフトか!」の指摘

 テレビ業界に入社するには能力よりコネ? アイドル出身の女子アナ以外は、そうした風潮が徐々に希薄になっているとも言われるが、あのテレビ局だけは採用基準が違うようだ。

 4月15日発売の週刊ポストによれば、DA PUMPや乃木坂46もゲストとして登場した今年のフジテレビの入社式に、元横浜ベイスターズのエースとして活躍した野村弘樹氏の長男が新入社員として並んでいたとか。

「野村氏は現在、フジテレビONE『プロ野球ニュース』の司会として好評です。そして、今春入社した長男は桜美林大学出身。おそらく、テレビ業界ではかなり珍しいのではないでしょうか。多くの就活生が書類審査で落とされる狭き門ですから、とても優秀な人材だというべきでしょう。それにしても、ここ数年、フジテレビはプロ野球で活躍した有名選手の子息を立て続けに採用している。一昨年は大魔神・佐々木主浩氏の長男、昨年は現在早稲田大学野球部監督で、元ロッテの小宮山悟氏の子供が入社。たまたま続いただけとの声もありますが、藤井フミヤの長男をアナウンサー採用しているフジテレビですからね。野球枠というのがあってもおかしくないと思います」(女性誌ライター)

 世間の捉え方も“また?”という感じでとくに驚いた様子もなく、ネットには「ドラフトかと思った」「視聴率を上げる気なしだな」「これを偶然というのはちょっとwww」「番組のつまらなさに表れてるよ」と、同時に期待もされていないようだ。

 ただ、入社後の評価は本人次第。世間に蔓延する「肩身が狭いだろうに」「テレビ局で何するの?合コン?」「父親のコネで入社するなんてカッコ悪い」といった僻みの声を、実力で“完封”してほしいものだ。

(小机かをる)

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