堀ちえみ、舌がん・食道がん・3度の難病を迎え撃った「超前向き思考」

 なんという強靭なメンタルだろうか。 

 舌がんで2月に11時間に及ぶ大手術を受けたばかりのタレントの堀ちえみが4月15日、ステージ1の食道がんであることを自らのブログで明かした。

 堀はステージ4の舌がんであることを公表、舌の6割を切除して、3月26日の退院後、現在も通院治療中しながらリハビリ中だった。

 ブログで堀は「本日また入院しました。今度は食道癌です」と告白。「前回の入院中に胃カメラの検査を受け、食堂に腫瘍が見つかり、一部を病理検査に出した結果が、4月2日に出ました」「そして4月4日、組織を拡大して見るカメラで精密検査を受けたところ、ステージ1の食道癌と診断結果が出ました」と経緯を説明。舌がんの転移でも再発でもなく、早期発見できたのが不幸中の幸いだった。16日に内視鏡で取り除く手術を受け、1週間ほどで退院できるという。

 しかし、堀をおそったのはこれだけでない。がん以外にも、3度も大病と闘っている。

「堀は過去に3度の難病指定の病気と闘ってきたことを明かしています。01年には重症急性膵炎(現在は指定外)を患い、手術が遅れれば命を落とす危険性があったそう。15年には、特発性大腿骨頭壊死症におそわれました。これは、大腿骨の股関節を形成する部分(大腿骨頭)の血流が低下し壊死を起こす病気で、歩けなくなるほどの痛みが生じます。堀は人工股関節を入れる手術を受けて歩けるようになりました。16年には、リウマチと神経障害性疼痛を発症し投薬治療を行っています。そして、今回の舌がんと食道がん。堀は再々婚した夫の連れ子を含めた7人の子供の母親です。夫と子どもたちのためにも、まだまだ病気には負けられないという思いが強く、それが生きる原動力になっているのではないでしょうか」(芸能記者)

 堀の不屈の精神力には、頭が下がるばかりだ。

(石田英明)

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