事務所移籍で「みな実潰し」が始まった!生き残りを懸けた“脱ぎ”の一手とは

「今年に入って人気タレントの退社や移籍が相次いでいますが、男性ファンにとっては最もうれしいニュースかもしれません。今回の事務所移籍によって、本格的な“濡れシーン女優”への転身が期待できます」(芸能ライター)

 いまや人気トップのフリーアナといえば、田中みな実(33)だ。昨年末に発売されたファースト写真集が60万部を突破するなど話題になって以降、フリー転身組の一番の勝ち組とまで言われているほどだ。そんな田中が8月15日付で、突如今までの所属事務所から、「フラーム」に移籍した。

「フラームといえば、広末涼子さんや戸田恵梨香さん、有村架純さんといった人気女優が多数在籍する芸能事務所。実は田中さんはセルフプロデュース能力に長けていて、写真集の件でもみずから打ち合わせに参加してコンセプトを決めていくなど、事務所の力に頼らずにここまでやってきたという自負があるのかもしれません。そんな田中さんが唯一、ウイークポイントとして自覚していたのが、映画やドラマ関係者とのコネクションと言われ、今回、多くの主役級の女優を抱える事務所に移籍したことで、バーターでの出演が一気に増えることになりそうです」(前出・芸能ライター)

 すでに田中は2019年オンエアの「絶対正義」(フジテレビ系)でドラマデビュー。“眼帯美女”に扮した「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)の狂演ぶりが話題を呼び、「数字が取れる女優」として評価もうなぎのぼりだ。

「戦略としては間違っていない。このままタレントとして活動すれば、いずれは飽きられますからね。とくに田中のように美ボディや艶っぽさを売りにしているタイプは賞味期限も早い。しかし、女優として認められれば話は別。女優は息が長い職業ですからね」(民放局ディレクター)

 だが、そうはいっても一筋縄ではいかないという。

「これまで女子アナから女優に転身して成功した例はほとんどない。加藤綾子でさえも、女優業は失敗していますからね」(前出・ディレクター)

 むろん、田中もこの道が容易くないことは百も承知だろう。じつは今回の事務所移籍によって、大きな逆風が予想されるというのだ。

「田中さんが所属していた事務所は宮根誠司さんや羽鳥慎一さんも在籍し、また、“芸能界のドン”と呼ばれる実力者が後ろ盾になっているという噂もあって、スキャンダル対策には万全の力を持っていると言われます。万が一、スキャンダルが出ても、『ミヤネ屋』や『モーニングショー』では極力扱わないといった“忖度”も期待できたはず。その事務所を離れたことで、今後はこれまで以上にプライベートの管理に神経をとがらせそう。8月31日オンエアの『アッコにおまかせ』では《今年大ブレイクした女優Tの熱愛を各社追っかけ中》というテーマでイニシャルトークを展開していましたが、これが田中さんを指すのではないかという話もあり、さっそく事務所移籍の“弊害”が露呈する形となりました。そうした“みな実潰し”の逆風の中で女優として大成するには、やはり“濡れシーン”の解禁でしょう。深田恭子さん、長澤まさみさん、綾瀬はるかさんなど30代の大物女優は沢山いますが、いまだに脱げる女優が少ない。ここで田中さんがしっかりと“全脱ぎ”のベッドシーンを演じられれば、瞬く間にドラマや映画業界でも評価を得られるでしょうね」(エンタメ誌ライター)

 自分の見せ方は誰よりもよく分かっている田中。当然、女優転身は脱ぐ覚悟のうえ、と思いたい。

(降矢公平)

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