前大会は19年の大みそかに放送され、今やTBSを代表する名物番組になった「SASUKE」。これまでにいくつものスターとドラマを生み出してきた。そんなSASUKEの新たな大会が開催されることが8月6日、TBSのホームページで発表された。同時に出場者の募集も始まっている。
「最近は年に1回のペースで大みそかに放送されてきたSASUKEですが、今年は開催を危ぶむ声が上がっていました。新型コロナウイルスの影響で中止になるのではないかと心配する人が多かったんです。SASUKEは屋外で行われ、1人ずつ競技するので大丈夫だと言われていましたが、改めて開催が決まり、“大胸筋”をなでおろしている挑戦者も少なくありません」(テレビ誌ライター)
ただいつもと同じ大会というのは難しく、これまでとは違ったものになりそうだ。SASUKEの総合演出を務め、ファンの間では「城主」の愛称で呼ばれる乾雅人氏がツイッターで「いつもと色々違う形になると思うけど素晴らしい大会にするべくスタッフは知恵を絞ってます」と明かしている。
「まず観客は減らすことになるでしょう。競技者と伴走してアドバイスを送る人も1人に限られるのではないでしょうか。また各エリアの形態も変わると思います。エリアによっては造る際に多くの職人さんが必要になるので、密な状態が生まれてしまう可能性がありますから」(前出・テレビ誌ライター)
どうやらステージ構成そのものが大きく変わりそうだ。その場合、ニューヒーローの誕生もあるという。
「今のSASUKEでセカンドステージ、サードステージと進むには、通常のトレーニングに加えてエリアを真似て作った施設での練習が欠かせません。多くの挑戦者がエリアを自作するか、自作した人の施設を使わせてもらって練習しています。エリアが新しくなれば、自作施設を使って練習していない人にもチャンスがある。新顔が上位進出するかもしれませんよ」(前出・テレビ誌ライター)
今年のSASUKEからどんなドラマが生まれるのか楽しみだ。