俳優・玉木宏と高橋一生が双子役でW主演を務めているドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」（フジテレビ系）。その中で「令和の怪演女優」とも称される松本まりか(35)の演技に、ネットには視聴者の驚きの声が殺到している。
このドラマは、実の親に捨てられた双子を引き取った運送会社の養父母が乗っ取りという憂き目に遭い自死。大企業とそのトップに対して復讐を誓うという本格サスペンスだ。松本演じるまゆみは、復讐相手の霧島源平（遠藤憲一）の長女役。社長令嬢であり、容姿端麗のフードコーディネーターとして活躍するも、父親を「あいつ」呼ばわりし、言い寄ってくる男にも開口一番「何が目的？」と一蹴。しかし、復讐のために近づくエリート官僚・竜二（高橋）に対しては冷たい態度を取りながら興味を示すという、怪しい役どころだ。
松本自身もこの悪女・まゆみ役を演じるにあたって「言葉も態度も超ド級。まゆみという役をやりたくて、やりたくて、この悪女の本性に皆様の心がザワッとしてくだされば本望です」と抱負を語っている。
「松本は、2018年ドラマ『ホリデイラブ』（テレビ朝日系）で、自身も夫がいる身ながら不貞相手を“サレ妻”から奪い取ろうとする魔性の女を演じて注目を集め、AbemaTVのオリジナルドラマ『奪い愛 夏』（テレビ朝日系）で水野美紀、小池徹平とドロドロの三角関係を繰り広げて人気を博しました。現在放送中の小芝風花主演の深夜ドラマ『妖怪シェアハウス』（テレビ朝日系）では片目を眼帯で覆った妖怪のお岩役を演じ、こちらも注目が集まっています」（女性誌記者）
松本の怪優ぶりはドラマだけではない。7月25日に放送された番組「あざとくて何が悪いの？」（テレビ朝日系）では、松本のインスタライブの話題が取り上げられている。
「『満月』と名付けられたそのライブでは、配信を開始するも、松本は約10分間カメラを怪しく見つめるだけでひと言も発せず、かと思えば、いきなり吐息交じりに『満月見る？』と呟くとベランダに出て満月を映すという、不気味な映像でした。その後も帽子をかぶったりマスクをつけたりしたかと思うとカメラを見つめて怪しく微笑むなど、プライベートでも怪優ぶりを存分に披露。番組で共演した、フリーアナで女優の田中みな実も驚きを隠せない様子でした」（芸能ライター）
松本の快進撃はまだまだ続きそうだ。
（窪田史朗）
