苦渋の決断!ローランド「THE CLUB」閉店で生んだ新たな“ホスト伝説”とは?

「現代ホスト界の帝王」と称され、メディアでも活躍中のROLAND(ローランド)は7月9日、自身が歌舞伎町で運営するホストクラブ「THE CLUB」の閉店をインスタグラム上で発表した。バナナマンがMCを務めた「ソノサキ〜知りたい見たいを大追跡!〜」(テレビ朝日系)での密着取材が話題となり、世間で一躍有名となったROLAND。今回閉店する運びとなった「THE CLUB」も、昨年4月の開業に至るまでの裏側を同番組内で公開しており、普段ホストクラブに行かない層にも周知されている超有名店だ。

 コロナウイルス感染拡大により店を閉める運びとなったのだが、閉店に際してのROLANDの対応が“神対応”だと話題になっているのだ。 ROLANDは最新の投稿にて、「現在の世間の状況のもと、スタッフ達の安全を確保し、かつお客様に喜んで頂けるよう運営することは困難であると判断したためです」と閉店の経緯を説明。今後のホストクラブ事業については、「勿論僕の中でホスト業界への情熱が消えた訳ではありません。いつかまたこのTHE CLUBをやりたい。その思いから、経済的に可能な限りは既に契約していた拡大移店先の物件は解約せずに空家賃を払い続けることにしています」と店舗の確保を約束した。

 同店舗で働いていた従業員達には、自身が運営するホスト事業以外の会社への就業を斡旋。ROLANDは美容製品の販売業や輸入販売業も営んでおり、従業員はそこへ再就職する形となる。また、どうしてもホスト業を続けたいと希望する従業員には、知り合いのホストクラブに口利きまでしてくれるという手厚いサポートを行っている。

「いつか世界が落ち着きを取り戻したら、必ずまたみんなでTHE CLUBをやろう。スタッフにはそう伝えてあります」とホストクラブ事業から一時的に撤退はするものの、リスタートへの希望も綴られた。報告の最後には、コロナウイルスの被害にあった人々への配慮の言葉、医療従事者への感謝を述べ、これまで通り、医療機関への寄付を続行することも表明している。

 この閉店報告に、ネット上には「引き際がうますぎてまた好感度爆上がりした」「従業員の雇用を守りつつクラスターとなりやすいホストクラブは一旦閉店するとか万策すぎ」「閉店報告の内容もマジ頭良い。叩きたくても叩く隙のない立ち回りのよさ」「このかっこいい閉店も新たな伝説になりそう」といった称賛のコメントで溢れた。

 コロナ禍でもカリスマであり続けるROLANDには“ソノサキ”が見えているのかもしれない。

(浜野ふみ)

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