3月15日付で松竹芸能を退社したTKO木下隆行。その後、別の芸能事務所との業務提携契約が発表されたが、わずか1日で「白紙撤回」された。ドタバタの背景には木下の「性的ハラスメント体質」が大きく影響しているというが……。
「ローラ、ローラ！ ちょっと！ なあ、待ってぇや！」
バラエティ番組収録後、スタジオから楽屋へと向かう廊下で大きな声がこだました。声の主は木下。その視線はローラの背中に”全集中”していた。
うっとうしそうに、スタスタと楽屋へと歩くローラ。その後ろにピッタリと張りつく木下。必死に呼びかけるが、ローラは振り向きもしない。
「ローラ、ローラ！ 聞いてや！」
聞こえないふりを続けるローラ。それでも木下は”つきまとい”を止めない。それどころか、その声は次第に熱を帯びてきて、なんとローラの肩をグイとつかむや、こう言い放ったのだ。
「さっきも言ったけど、あのバッグは俺がプレゼントしたるからな」
足止めされたローラは、「あっそ。ありがとう」と不機嫌そうに返し、「ハァ〜」と大きなため息を残して自分の楽屋へと入っていったという。
この「つきまとい事件」の一部始終を目撃した放送作家が語る。
「その日、木下さんとローラさんが出演していた番組で高級ブランドの激レアバッグが紹介されたのですが……。ローラさんが『わ〜欲しい』とか言ったもんだから、木下さんが『それならオレが買ったる！ プレゼントしたる！』となって、収拾がつかない状態になってしまったんです。3年ほど前のことですが、今でもはっきりと覚えていますよ」
これまでも後輩へのパワハラ気質がさまざまなメディアで取り上げられたが、ムチャぶりは共演した女性タレントにまで及んでいたとは‥‥。
「ローラさんだけじゃありませんよ。詳しくは言えませんが、しつこく言い寄られた女性タレントはもっといます。今回、もしも業務提携の契約をしたら、こうした『女性問題』が次から次へと噴出するのは想像がつきますからね。業務提携とはいえ、窓口となる事務所が尻ぬぐいに動かなければならなくなることも考えられる。”白紙撤回”は賢明な判断かもしれません」（前出・放送作家）
木下に新たな受け入れ先は見つかるのか。追いかけ続けたローラの背中と同様、本格復帰は遠のくばかりかもしれない。
（編集部）
