「少し遅れるかも」長州力の“メールのような”ツイッターに集まる称賛と懸念

 昨年末にツイッターのアカウントを開設した元プロレスラー・長州力による独特な投稿スタイルがファンを爆笑の渦に巻き込んでいる。

 天然発言やユニークな話し口調が人気となり、バラエティ番組でも重宝されている長州力は、昨年12月25日のクリスマスに開設したツイッターアカウントで1発目の投稿から「いまどうしてる?」と不特定多数のユーザーへ呼びかけると、その後も時期を置いて「え、、誰」「ところで源ちゃんいますか?」「慎太郎いますか?連絡ください!?」などと私信のような投稿をし、ツイッターの機能や用途を覆すようなつぶやきを続けた。

 その後も、忘年会への参加を知らせるツイートや、「栗ちゃん、少しおくれるかもわかんない!!」「木藤先生!明日は早いからあまり飲んだらだめですよー」と特定の人物に向けたつぶやきを投稿。また、12月30日に長州がツイートした「ダウンタウンさんの24時間笑ってはいけないの番組に蝶野また出るのかな?」へのリプライとして、一般ユーザーから「長州さんは出ないの?」と尋ねられると、「出たことないですね!」とその質問を引用しながらツイートする“引用リツイート”なる応用技を披露したが、その数時間後には「知らない人でした。インターネットはちょっと怖いですね!?」と書き込み、質問を寄せた一般ユーザーを知り合いだと勘違いしていた様子を窺わせた。

 他にも「山本!ジーエム送るにもお前の住所なんかしらないですよ、、、!?」「ばかたれー!着いたら車を出して連絡を!たのんまっせ」といったユニークすぎるツイートを展開しているが、中には「昨日は正男に声かけようと思ったけど大田区に行ってたんだな。山本が正男に会いたがってたよ!!」や「正男!ネグロ.カサスが新日本の仕事で日本に来てます!」といった本人以外のスケジュールや行動に関するツイートも散見されることから、心配するユーザーも現れ始めている。

「過去には“スタッフ告知”として画像付きでイベントを宣伝するツイートも投稿していますから、長州だけでなく他のスタッフも逐一投稿に関与しながら運営しているのかもしれませんが、今やこの日本一ミステリアスなアカウントも12万人近いフォロワーを抱えており、『そろそろ個人情報を全世界にツイートしてしまわないだろうか…と心配になってきた』『本当に破壊力がヤバイ』『カオスすぎる革命戦士長州力のツイッター』などと懸念されています。『むしろ正しい使い方なんて覚えないでいただきたい』という意見も多いですが、トラブルが起きる前に周囲はツイッターの基本的な仕組みをレクチャーする必要があるのでは」(エンタメ誌ライター)

 多い時には3000を超えるリツイートがなされ、すでに脅威の拡散性を誇っているだけに、なおさらだろう。

(木村慎吾)

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