最上もが、交際を求める熱狂的ファンに「もはや恐怖」と本心を吐露

 元でんぱ組.incの最上もがが、一方的に過剰な好意を寄せてくる一部のファンに対して恐怖感を抱いているようだ。

 最上は自身のLINE@アカウントにて6月24日、手紙やコメントで「好きです、付き合ってください」と送ってくるファンに対して「ただの迷惑でしかないです」と投稿。ファンとは付き合えないと何度もSNSで伝えているにも関わらず、そういったメッセージが送られてくることに「もはや恐怖」との本心を明かしている。
 
 最上は、好きだと言われること自体は迷惑ではないとし、友人同士やバラエティのノリなら構わないとのこと。しかしなかには、長文でガチの恋文を送ってくるケースもあるそうで、しかも最上が返事をしないと「勝手に病んだりする」のだという。そういった一部の熱狂的なファンに対して最上は、「答えないからNOでもないはず、と思ってるのでしょうか。NOです。はっきり、NO」と最後通牒を突き付けていた。これらの発言について、アイドル誌のライターが指摘する。

「最上の発言に対して《調子に乗っている》と批判する声もあるようですが、この手の過剰なファンは昔から多くの女性アイドルを悩ませている、根の深い問題です。アイドルなど女性タレントに対して本気の恋心を抱くファンは“ガチ恋勢”と呼ばれ、本気のラブレターを手渡したり、特典会で恋人気分で話しかける例は珍しくありません。それでも多くのガチ恋勢はギリギリの一線を越えないよう自分に課しているものですが、一部にはガチ恋が度を過ぎてしまい、裁判沙汰に発展するケースまであるほどです」

 昨年6月には、元AKB48の女優にストーカー行為を働いたとして、当時42歳の男性を逮捕。今年1月に懲役4カ月・執行猶予3年の有罪判決が下されている。猶予判決にはなったものの、裁判長は「再犯が強く懸念される」として、保護観察を執行猶予の条件にしたのだ。

「この男性は女優がアイドルだったころから、特典会で『結婚しよう』を連発。22歳も年上の男性から求婚されたことで彼女は恐怖感に襲われていました。これは極端な例だとしても、女性アイドルに交際を申し込むファンは後を絶ちません。またアイドル分野のすそ野が広がり過ぎたことから、プロ意識の薄いメンバーも増え、なかにはファンとの交際に発展する“繋がり”のケースも発生。これが《アイドルと本当に付き合える!》との誤解を生む原因となっており、問題の根は深いのが実情です」(前出・アイドル誌ライター)

 最上は「一つだけ言えるのは、応援してくれる人はぼくにとって、大切な存在、ということです」と綴り、今回のメッセージはあくまで一部の特殊なファンに向けてのものだと強調していた。願わくば彼女がもう、こんな文章を書かなくても済むようになってもらいたいものだ。

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