亀和田武一覧

「家元襲撃」逮捕の花柳幻舟は獄中ドラマを自作自演/犯罪史に刻まれた「事件の女」ファイル(3)

 80年、花柳流家元・三世花柳壽輔を包丁で襲ったのが花柳幻舟。作家の亀和田武氏は、襲撃の際に幻舟が放った言葉を反芻する。 「幻舟は『思い知りなさい!』と言ったんですよね。一方、斬りつけられた家元は『...

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日本赤軍・重信房子は「陽気で気さくだった」/犯罪史に刻まれた「事件の女」ファイル(2)

 その桐島が所属していた東アジア反日武装戦線の同志、大道寺あや子はいまだ国際手配中の身だ。 「三菱重工爆破事件を起こした夫・大道寺将司には死刑判決が出されています。明文化はされてませんが、政治犯で死...

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福田和子はなぜ「痛恨のミス」を犯したのか/犯罪史に刻まれた「事件の女」ファイル(1)

 犯罪を引き起こす男女比は、67%、32%と圧倒的に男が多い。こと凶悪犯罪となればその傾向はさらに顕著となる。見方を変えれば、凶悪犯罪に加担した女ほど印象深いとも言える。「シリーズ昭和」第14弾は昭和...

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伝説のマネージャーは「もういいじゃないですかぁ!」/テレビ番組を席巻した「クセ強」素人たち(1)

 83年6月、俳優の沖雅也は新宿西口の高層ホテルの最上階から衝撃の飛び降り自殺を図った。〈おやじ、涅槃で待つ〉と沖のマネージャーで養子縁組していた日景忠男に宛てた遺書が残されていた。作家の亀和田武氏が...

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テレビ史に残る「戦慄シーンをナマ実況」(1)三浦和義と良枝夫人の文才

 コンプライアンス!? とやらでがんじがらめの令和のテレビ放送。おまけに予算は削減、スポンサーの顔色をうかがうばかりで視聴者の心に爪痕を残すパワーを失った。その点、昭和のテレビはノーブレーキ! 炎上上...

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テレビ黄金時代「バカウケ視聴率王」BEST20(1)萩本欽一のロックシンガーのような躍動感

 テレビ離れが加速する現在、「30%超え」「お化け番組」は、もはや死語に近い。その点、昭和はテレビが一家に一台の時代である。チャンネル権を巡る兄弟ゲンカはザラに発生し、時にオヤジも巻き込んだ大騒動に発...

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