今年3月に「プレミアム飲み放題定期券」という名のサブスクリプション型サービスを自社モバイルアプリに搭載し、多くの酒好きから絶大な支持を得ている居酒屋チェーン「金の蔵」。
通常は1800円で120分飲み放題の「プレミアム飲み放題」が、月額4000円で毎日1回利用できるという夢のような“サブスク”なのだ。さらに「お通し代無料」「誕生月の人がいると年の数だけ唐揚げがもらえる」「店舗ごとの4ケタのラッキーナンバーとアプリ内のラッキーナンバーの下4ケタが一致すればその日のお食事代無料」など、驚くほど優遇される会員特典まである。
スタート当初から「金の蔵のサブスクがヤバイほどスゴイ」と即座に話題になっていたが、とうとう「うまい」のひとことで8億1220万円の経済効果を生むと言われているマツコ・デラックスまでもが、「金の蔵」のサブスクを絶賛した。
「マツコは11月18日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX系)に生出演。共演者のデイトレーダーでタレントの若林史江とともに、注目度の高いサブスク各種が特集されている夕刊紙記事に驚き、特に『金の蔵』のサブスクに目を留め『これやばくない? あたし、金の蔵が入っているビルの上の階を借りて住む。毎日通うわ』と若林とともに目を輝かせたんです。聞くところによると、同社のこのサービスは従業員の教育や接客サービスの向上がいちばんの目的で、収益的にも問題ないのだとか。『金の蔵』では注文をすべてタッチパネルで行うため、利用客と従業員とのコミュニケーションが希薄になりがち。しかし、このサブスクをスタートさせてからは会話が生まれ、従業員はスキルアップし、利用客にも喜んでもらえるウィンウィンの状況になっていると聞いています」(女性誌記者)
マツコからお墨付きをもらった「金の蔵」は、ますます「プレミアム飲み放題定期券」の利用客が増えることだろう。