RaMuに続いて筋トレ系も!グラドルYouTubeの意外な完成度

 いまや日本だけでなくアメリカやイギリスでも、子供たちの“最もなりたい職業”として人気のYouTuber。最近はマスメディアに進出するYouTuberも増えており、いまや大人から子供まで大人気のHIKAKINを筆頭に、リケ女の“ゆきりぬ”や「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演した“ヴァンゆん”など、テレビで見かける機会も増えてきている。

 その一方で、芸能人からのYouTuber転身もひとつの大きな流れだ。なかでも有言実行で登録者数100万人の大台を突破した“カジサック”ことキングコングの梶原雄太や、慶大卒の頭脳を活かした勉強系動画で人気のオリエンタルラジオ・中田敦彦など、芸人出身のYouTuberは数多い。そんなトレンドに最近、新たなジャンルからの刺客が加わったという。ネット系ライターが指摘する。

「いま目立っているのはグラドルYouTuberです。もともと動画とは相性のいい存在ながら、動画はあくまで売り物という考えから、YouTubeに手を出すタレントは多くありませんでした。それが登録者数22万人の“RaMu”や11万人の京佳、6万人の上矢えり奈など、人気と実績を兼ね備えたYouTuberが目立っています。グラビア系のタレントは撮影会をメインとした接触系のイベントでファンを増やしていましたが、今後は新たな方法としてYouTubeを活用する例が増えそうです」

 上記のRaMuはデビュー前の現役女子高生当時から、6秒動画“Vine”の女王として人気を博していた。また京佳はアイドルグループ出身で、MCで鍛えたトーク力が魅力。上矢も同様に地下アイドルグループ出身で、当時からグラビアとYouTubeの両輪で活躍してきた。

 そういった先駆者の活躍に加えて、最近は新たなジャンルで活躍するグラドルも現れているという。

「体が資本のグラドルにはフィットネスに打ち込んでいるタレントも少なくありません。そしてYouTubeで人気ジャンルの一つがフィットネス系。基本的にはダイエット術など女性向けのコンテンツですが、これをグラドルが実践すると男性ファンでも楽しめるのがメリットとなります。そのなかで注目は登録者数が8万人を突破した犬童美乃梨。ガチなボディ改造に勤しむ彼女は女性からの支持も高いのですが、ストレッチ動画は下手なグラビアDVDよりもヌケるとファンの中では話題沸騰。この調子で男女両方の支持を伸ばし続ければ、登録者数10万人突破も遠い日ではないことでしょう」(前出・ネット系ライター)

 当のYouTubeはアダルト系コンテンツを規制しており、グラドル動画でもあまりに際どいものは削除の対象となる。それゆえグラドルYouTuberたちには艶っぽさだけでなく話術や面白さが求められており、その中で勝ち抜いてきた彼女たちのチャンネルは完成度が高いようだ。

(浦山信一)

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