オレオレ詐欺被害の斎藤洋介、テレビの詐欺特集に出演したばかりだった

 俳優の斎藤洋介がオレオレ詐欺の被害に遭っていたことを発売中の「週刊女性」が報じている。なんでも、息子が未成年女性を妊娠させたと嘘の電話を受け、100万円をだまし取られてしまったというのだが……。

 記事によると、事の顛末はこうだ。斎藤の妻のケータイに、斎藤の次男を名乗る男から電話がかかってきた。非通知だったことを不審に思った妻が問いただすと、男はケータイを落としたと返事。いったん電話を切った後、「新宿遺失物預かり」と名乗る男から、次男がケータイを失くしたとの連絡があり、妻は信じてしまった。改めて次男を名乗る男から電話があり、未成年の女性を妊娠させてしまったので、慰謝料500万円を貸してほしいとのこと。

 そこで妻に代わって斎藤が電話で話を聞いたが、息子だと信じてしまった。500万円は無理だと伝えたところ、男は100万円まで金額を下げたので、斎藤は承諾。ATMで100万円を引き出し、妻は犯人が受け渡し場所に指定した都内の私鉄の某駅へ。駅に着くと男から連絡があり、公園へ移動。そこで法律事務所の者だと名乗る代理人が現れ、妻は金を渡してしまった。2日後、本物の次男から電話があり、そのときようやく詐欺に気づいたという。

「実は、斎藤は昨年12月23日に放送された『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)の特殊詐欺特集に出演したばかりでした。番組を通じて詐欺のさまざまな手口を学んだはずですが、実際の詐欺では役立てることができなかったようです。また彼は、数年前にも長男を装ったオレオレ詐欺の電話を受けており、口座に振り込むすんでのところで本物の長男から電話があり事なきを得ましたが、そのときの経験も生かされていないようです」(芸能記者)

 16年8月9日の「News Walker」でインタビューを受けた斎藤は、息子の進路の話を適当に聞いていたことを明かし、インタビュアーから「斎藤さんは大体のことを、あまり深く説明を聞かずに了承してしまうんですね」と指摘されていた。今回のオレオレ詐欺も、ちゃんと話を聞いていれば、だまされなかったかもしれない。

(石田英明)

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