受注停止中にマイナーチェンジ!?トヨタ「ランクル300」の気になる大幅値上げと盗難防止策

 トヨタの最高級SUV「ランドクルーザー300」のマイナーチェンジ版が発売されるというウワサが車好きの間で広がっている。

 ランクル300は、2021年6月に14年ぶりのモデルチェンジを発表したが、公式発表前の予約段階で注文が相次ぎ、年間計画台数5000台の3.6倍となる1万8000台の受注を記録した。その結果、納車までなんと5年待ちという異例の事態となり、ついにトヨタは22年7月に受注を停止。現在に至っている。

 欲しくても売っていないのだから、その人気は高まるばかり。中古市場ではプレミアム価格で販売され、また、めったに街中で見る機会がないこともあり、良くも悪くも目立ってしまうため、オーナーは常に盗難に怯えているという。実際、全国各地で盗難の被害も相次いだ。となると、マイナーチェンジ版では盗難対策のアップデートも気になるところだ。

「まだ詳しい内容はわかっていませんが、安全装備のトヨタセーフティセンスがアップデートされ、新世代コネクティッドナビのディスプレイオーディオが搭載されることで、盗難防止に役立つのではと見られています」(自動車ライター)

 ところで、ランクル300はいまだにバックオーダーを抱えているため、マイチェン版に変更を促す販売店も出てきそうだ。また、発売から3年経っていることもあり、大幅値上げは間違いないとされており、少なくとも50万円以上のアップは確実という。

 もっとも、現状のランクル300の希望小売価格は「GRスポーツ」が770万円(税込み)だ。ランクルオーナーになるためには50万円超の値上げや5年待ちなど厭わない、そんな御仁はご検討を…。

(ケン高田)

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