来日中のドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、生まれ故郷である沖縄県那覇市に12月4日、帰ってきた。21年ぶりの里帰りという。
1972年5月に宮古島出身の母・栄子さんと在沖縄軍人として海兵隊に勤務していた父・ウェイモンさんの間に生まれたロバーツ監督は、1歳の時に米国に移住している。MLB初の日本出身監督でもあり、今季を含めワールドシリーズを2度制覇するという名将となった。
今回の来日はロバーツ監督がドジャースのメインスポンサーでもある木下グループのCM撮影のため。「(大谷)ショウヘイからは、日本には(宣伝広告で)僕の顔が至るところにありますよと言われた」と笑顔で語っている。
「大谷の方のCMなどのスポンサー契約は、このオフで100億円を突破しており、新規のCM契約は順番待ちの状態という。木下グループもロバーツ監督と大谷の2ショットCMを企画したそうですが、結局は話がまとまらなかったそうです」(夕刊紙記者)
そんな状態から、これからロバーツ監督はさらに大谷効果の恩恵を受けることになる。
「温厚な監督で大谷との相性もいいし、何しろ日本出身のMLB監督。今後は思う存分、副収入で稼いでいくでしょう。監督はカリフォルニア州セントラルコーストのセントルシア高原にあるワイナリー『レッド・ステッチ・ワイン』の共同オーナーでもあるだけに、そのうち日本での販売もありそう。いずれにせよ今回は笑いが止まらない来日です」(前出・夕刊紙記者)
あと3カ月もすれば、今度はMLB開幕戦の日本ツアーで再び来日する。その頃には出演CMなどでさらに知名度が上がっていることだろう。
(小田龍司)