スウェーデン王立科学アカデミーは10月9日、2019年のノーベル化学賞に旭化成名誉フェローで名城大学教授の吉野彰氏ら3名に授与すると発表。翌10日、都内で行われた記者会見には、吉野氏は久美子夫人をともなって出席。その久美子夫人が、むちゃくちゃ面白い。
受賞理由は、スマートフォンなどに使われるリチウムイオン電池の開発。現在の情報化社会を支えたことが評価された。
一躍、時の人となった吉野氏だが、10月10日放送の情報番組「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)では、前述の記者会見の一部を放送。その中で久美子夫人は「今は、ただただビックリしていますね」「受賞しまして、本当、夢のようです」と、現在の心境を語った後、「いつ?いつ?今年もダメ?今年もダメ?」と、毎年期待していたことを暴露し、これには吉野氏も苦笑い。
その後、「私、山(山歩き)をやっているんですけども、10月の紅葉の良い時に山に行きたいという気持ちを抑えて。もう、ようやくそこから解放されて、安心して行けますね」と、待ちに待ったノーベル賞を吉野氏が受賞したことで、自分は安心して紅葉見物に行けることを喜んでいた。続けて、「すごく、うれしいです。とてつもなくうれしいです。おめでとう」と、吉野氏を祝福してフォローするあたりは、さすがノーベル賞受賞者の妻だ。
「10日配信の『日刊スポーツ』の電子版でも、この日の記者会見の模様を伝えていました。それによると、久美子夫人は吉野氏の食生活について、健康のために緑黄色野菜を食卓に出しても、よけて食べないことを暴露していました。今後、久美子夫人の口から吉野氏の意外な面がバラされる可能性もありますね」(テレビ誌ライター)
久美子夫人、まさにイグノーベル賞級のトークだ。
(石田英明)