その言い訳は、一般人には通用せず!?
自称「シンデレラおじさん」こと俳優の小手伸也が、ファンに独身であると偽り、男女関係を持っていたことが「週刊文春」によって報じられた。
小手は19年上半期までコールセンターでのアルバイトをこなしつつ俳優業を続け、18年4月クールの連続ドラマ「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)で、44歳にしてようやくブレイクしたが、プライベートでは11年に結婚。子供もいたが、17年1月にファンの女性をツイッターを通じて食事に誘い、「彼女も奥さんもいない」と語った上で、複数回にわたりホテルで関係を持ったという。
しかし、同ドラマで脚光を浴びた18年5月に小手は「そばに大切な人が出来ました」と女性にメッセージを送り、一方的に別れを告げたそうだ。
結婚する相手でもできたのか思い女性は諦めたものの、その後、小手が出演したバラエティ番組で妻帯者であることを初めて知り、騙されていたことに気付いたという。
同誌記者の直撃を受けた小手は「自分は交際をしていたという認識はなく、あくまで(ファン)交流の一環です」と女性との交際を否定。さらに、男女の関係があったことについては「(ホテルで会ったことは)完全に僕の認識の甘さ。下北的なノリを捨て切れなかった。彼女のプライドを傷つけてしまい、彼女に申し訳ないことをしました」と独特な表現で認め、謝罪している。
しかし、その釈明に対してブーイングが続出。《独身と嘘をついてホテルで関係を持ってファン交流の一環は通用しないと思います》《応援してましたけど、人として本当に最低》《せめて、ちゃんと認めてしっかりと謝罪すればいいのに》《またコールセンターに逆戻りですね》などと叩かれている。
「さらに非難の要因となったのは『下北的なノリを捨てきれなかった』という言い分でしょう。確かに下北沢には小さな劇場やライブハウスが集まっていますが、そんなことを言ってしまえば、そこで頑張っている劇団員や役者たちが一括りにされてしまいます。そのため、《下北沢のせいにするな》《下北方面に敵を作る発言》とバッシングされています。“下北的なノリ”がどういうものか判然としませんが、一般の女性には到底理解されないでしょうね」(エンタメ誌ライター)
ブレイク前のスキャンダルでようやく築き上げた地位も危うくなっている小手。売れる前の行動に気をつけなければならないということを、身をもって芽が出る前の役者たちに教える形となった。
(田中康)