マクドナルド、マフィンの異物混入に「値上げしてるのに…」厳しい声

 7月17日、山梨県甲府市内にある「マクドナルド国母店」で男性客が購入した「ソーセージエッグマフィン」に、ビニール片のようなものが混入していたことが明らかとなった。

「日本マクドナルドによると、16日に男性客から『ビニール片のような異物が入っている』との届け出があり、確認したところ商品に使用されているチーズを包んでいたビニールの一部が混入してしまった可能性が高いという。すでに男性客に謝罪を済ませ、代金の返金とサービス券を渡しているといい、今後はさらなる品質管理と目視確認などを徹底していくとしています」(社会部記者)

 飲食チェーンでのこうした異物混入は決して珍しいものではなく、100%防ぐことは難しいと擁護する声もある。しかし一方で《ここ数年、値上げを続けているのに商品の質は大丈夫か》など厳しい指摘も少なくない。

「マクドナルドは22年からの2年間で5度の商品値上げを実施しており、23年には全店売上高が7777億円を記録するなど過去最高益を更新しています。そんなことから、値上げしているんだから品質はしっかりしてくれ、との声が出るのも頷けます」(経済ジャーナリスト)

 ともあれ、今後も品質管理の徹底をお願いしたい。

(小林洋三)

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