おちゃらける暇があるなら練習しろ!楽天「イベント発表日に21失点」でファン怒声

 楽天は6月15、16日の広島戦で、イベント「myfavE DAY」を開催することを5月21日に発表した。

 同イベントは女性ファンの拡大を目的に2014から「レディースデー」、2016から「イーグルスガールデー」として、“ピンク”や“かわいい”をテーマに開催。2022年からは世代や性別を問わず多くのファンに楽しんでもらおうと「myfav(私の推し)」に名称を変更。今年は先着2万名に、ファンのWEB投票で選ばれた「myfavEユニフォーム2024」がプレゼントされる。

 この日は同時にイベントのメインビジュアルを務める7選手として、小深田大翔、村林一輝、安田悠馬、小郷裕哉、内星龍、伊藤裕季也、岡島豪郎の名前が発表されており、7人は楽天の公式ユーチューブチャンネルで、「ネオカワイイ」をテーマに、タレントさながらのスマイルやポーズを披露した。

 しかし、いかんせんタイミングが悪かった。それもそのはず、楽天は21日のソフトバンク戦で21失点の敗北。22日にも12点を失って連敗し、2日間で33失点は、19年ぶりの球団ワースト記録という屈辱となった。

 スポーツライターが語る。

「ファンにしてみれば、もはや言葉もないくらいのショックだったでしょう。さらに最悪だったのは、打撃陣が2試合で1点も奪えなかったこと。しかも出場選手の中に、『myfavE DAY』のメインビジュアルを務める小郷、小深田、村林、岡島の4名が戦犯として名を連ねているのです。イーグルスファンからは、タレントよろしくおちゃらけてポーズを取っている暇があるなら、練習に励めと怒声が聞こえてきそうです」

 イベントでは、主に女性ファンを「きゅんきゅん」させる趣向が凝らされているようだが、多くのファンはチームのあまりの弱さに「ぎゃふん」と言わされている模様。せめてイベントがスタートされる6月15日までには最低でも5割に戻したいところだが、今のチーム状況では、限りなく難しいかもしれない。

(ケン高田)

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