「憧れるのをやめましょう」と比較された「プレミア12」楽天・辰己涼介の「未来から来ました」が残念扱い

 野球の世界一を決める国際大会「プレミア12」で2連覇を逃した日本代表。

 11月24日の決勝(台湾戦=東京ドーム)では5回裏、戸郷翔征投手が2本の本塁打を被弾。その後、台湾の投手陣に6回から9回まで安打わずか1本に抑えられ得点できず、0-4で完封負けを喫した。

 今大会で日本はオープニングラウンドを5戦全勝、スーパーラウンドも3戦全勝と8連勝で決勝に進出し、最後に台湾に敗れて8勝1敗。一方、台湾は6勝3敗での優勝。この結果にSNS上では「リーグ3位 貯金2で日本一になってしまったベイスターズみたいなもんか」「ルールだからな 決勝にピーク持ってこないチームが悪い」「ここ一番の勝負に弱いということ」などの感想が寄せられたが、決勝の試合前のある選手の発言が、物議を醸していた。

「円陣で辰己涼介外野手(楽天)が『未来から来ました。今日の夜の12時ぐらいから来たんですけど。答え言っていいですか? 優勝してます』『優勝おめでとう。さあ行こう!』と声出ししていたんです。これに対しSNS上では『フラグすぎる』『対戦相手の台湾に失礼』『慢心が透けて見える』と厳しい声が多く、中にはWBCでの大谷翔平選手の『憧れるのをやめましょう』と比較してダメ出ししている人もいましたね」(ウェブライター)

 辰己選手は決勝前日、「負けたらピッチャー転向します」と発言して、これも波紋を呼んでいた。自分やチームを鼓舞するための発言なのはわかるが、口は災いの元ということだろう。

(鈴木十朗)

スポーツ