昼の情報番組でライバル関係にある「情報ライブ ミヤネ屋」（日本テレビ系）と「ゴゴスマ～GOGO！Smile！～」（TBS系）。「ミヤネ屋」は宮根誠司、「ゴゴスマ」は石井亮次の2人のフリーアナウンサーがそれぞれの番組を仕切る。
宮根、石井とも相手のことを意識していないといえば、ウソになる。気になるのは一般からの好感度だが、2月配信の「Smart FLASH」が500人に聞いた「嫌いな“アンダー60”司会者ランキングでは宮根が1位、石井が6位。どちらかというとオーソドックスな司会進行の石井に対し、宮根は「人の話を遮る、聞かない」「リポーターに対して偉そう」といった批判がネット上でも頻繁に上がっており、評判は芳しくないようだ。
女性関係でも、宮根と石井は対極にあった。石井はCBCの局アナ時代、ロケ先近くの喫茶店で働いていた女性に一目惚れし、その後、交際へと発展。ラブレターでプロポーズしたというロマンチストだ。22年9月放送の「トークィーンズ」（フジテレビ系）に出演した際、「結婚して17、8年目になりますけど、いまだに大好き」とノロけ、夫婦関係が長続きする秘訣として、「百貨店に行くとしたら、家から一緒に出るのではなく、百貨店の前であえて待ち合わせをする」と明かし、スタジオからは「素敵！」と声が上がった。
一方、宮根といえば、隠し子騒動があまりにも有名。2012年1月6日発売の「女性セブン」が、宮根の隠し子を報じた。バツイチだった宮根には結婚を約束した恋人がいたが、大阪市内で飲食店を経営するA子さんと深い関係になった。06年8月、宮根は恋人と再婚したが、A子さんとの関係は継続。07年春頃、A子さんは宮根に妊娠を告げ、08年2月に出産し、宮根は認知した。その約3年後、宮根の妻は11年5月に長女を出産。宮根は12年1月6日、同誌が発売された日に「ミヤネ屋」で隠し子騒動のことを謝罪している。
宮根は22年末までに再婚した女性と離婚。現在は独り身だ。
「宮根と石井は、キャスターとしての進行スタイルも私生活での女性関係も対照的。視聴率はこれまで『ミヤネ屋』のほうが優勢でしたが、ここにきて情勢が変わりつつあります。キャスターとしての好感度には雲泥の差があるので、今後は形勢逆転も十分あり得るでしょう」（テレビ誌ライター）
宮根と石井の戦いから目が離せない。
（石田英明）
