田村淳がプロデュースするアイドルグループ「道玄坂69」のデビューライブが9月17日に開催され、さっそく250人のファンが詰めかけたという。この道玄坂69は“明日抱けるアイドル”を旗頭に、メンバー全員が夜の接客サービス嬢という異色のグループ。勤務する店名なども明かしており、“明日抱ける”のキャッチフレーズに偽りはないようだ。
「その過激なコンセプトにアイドルファンからの非難が殺到するかと思いきや、意外にも反応は静かなもの。その存在が特殊すぎることから、アイドルファンからは“よその業界の人たち”と捉えられているようです。対バンライブで他のアイドルグループと共演することもないでしょうし、『恵比寿マスカッツ』のような存在になりそうですね。ネット上ではポジティブな評価が多く、《体は売っても心は売らないから、むしろ市井のアイドルよりも推せる》という、妙に納得できる声もあるほどです」(アイドル誌ライター)
デビューライブではオリジナル曲を含む7曲を熱唱。乃木坂46の「君の名は希望」も披露していたが、田村によると道玄坂69というグループ名も含めて坂道サイドからのクレームはないという。
このように順調なデビューを果たした同グループだが、アイドル活動を続けていくにあたっては、障害もあるというのだ。
「グループの立ち位置を考えれば当然ですが、デビューライブに訪れたのは男性ファンが大半だったようです。しかし現在のアイドル業界では女性ファン獲得が大きな課題となっており、そこをクリアするのは相当ハードルが高い。9月19日には女性ファンから《女の子が行っても大丈夫ですか?》との質問が寄せられ、メンバーの成海ゆづは『もちろん変な男の人しかいなかったけど、みんな優しい変態だから大丈夫だよ!!』と返答していましたが、一般女性にしてみれば夜の嬢に群がる男性ファンに恐怖感を抱いても無理はないところ。また、グループのコンセプトに関しても、男性ファンと違って女性ファンは“抱きに行く”ことができないという構造的な問題があります」(前出・アイドル誌ライター)
果たして道玄坂69は女性ファンを獲得することができるのだろうか。