石原良純、車の後部座席のシートベルトは「義務化されていない」発言の赤っ恥

 俳優の石原良純が4月22日、月曜コメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。博識で知られる石原だが、大恥をかいてしまった。

 番組では、死亡事故を起こすなど安全性が問われている「トライク」を特集。トライクとは、一見すると自動二輪車のように見えるが、三輪自動車の一種で普通自動車免許を所持していれば運転可能だ。ヘルメットの着用義務もないため、自動二輪車よりも風を感じながら走ることができる。ただ、ヘルメット未着用の場合、万が一、事故に遭ったときは頭部に深刻なダメージを受けることもある。

 石原はトライクについて「バイクはヘルメットを義務化されているけどもトライクはされてないから、気持ちがいいからと乗っている人もいる。ただ、それと引き換えに死亡事故(も起きやすい)。単純に外から見ている人間にしてみれば、危ないというふうに思えてしまう」と指摘。

 続けて「自動車だったら、後部シートのシートベルトは義務化されていないとか、自転車だったら今はまだ(ヘルメットは)義務化されていない」などと、自動車や自転車の安全面の不備も危惧した。

 その後、番組は滞りなく進行したが、番組終了間近に同局の板倉朋希アナウンサーが神妙な面持ちで登場。「先ほどトライクによる事故のニュースの中で、コメンテーターから自動車の後部座席はシートベルト着用が義務化されていないという発言がありましたが、正しくは2008年に後部座席での着用が義務化されています」と謝罪した。

「名前こそ明かしませんでしたが、石原の誤った発言を訂正しました。気象予報士の資格を持ち、博識で知られる石原が08年に車の全ての座席でシートベルトの着用が義務化されたことを知らなかったのは赤っ恥ものです。ネット上では《言ったコメンテーターは誰だよ》といった犯人探しから、《なぜ間違った本人ではなく、アナウンサーが謝罪するんだ?》《本人に訂正させろ》といった批判も出ました。石原には耳が痛い話でしょう」(芸能記者)

 石原自身も、車の後部座席ではシートベルトをしてもらいたい。

(石田英明)

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