「アレを放送して大丈夫なの…」江口洋介&松嶋菜々子「救命病棟24時」24年ぶり再放送にドラマファン驚愕のワケ

 2月1日より、江口洋介と松嶋菜々子が出演するテレビドラマ「救命病棟24時」(フジテレビ系)第1シリーズが再放送される。今回の再放送は前回から24年ぶりだという。

「『救命病棟24時』は、大病院の救命救急センターを舞台に、江口演じる天才外科医と松嶋演じる研修医の対立や成長を描いた人間ドラマです。1999年に初放送された際は、平均視聴率20%を超える大ヒットとなり、以降第5シリーズまで制作される人気シリーズとなりました。今回の放送は2000年に再放送されて以来24年ぶりとなるほか、“超解像度版”として現在に蘇るとのことです」(テレビ誌記者)

 そんな人気作品の「救命病棟24時」なのだが、じつは第1シリーズだけが総集編以外ソフト化されていない。さらにフジの公式配信サービス「FOD」でも配信がないため、今回突然の再放送にドラマファンからは驚きの声があがっているという。

「『救命病棟24時』が長らく封印されてきた理由に関して、フジは詳細を明かしていません。しかしネットでは、その理由について様々な憶測が飛び交っているのです。同ドラマといえば当時、その内容が人気海外ドラマ『ER 緊急救命室』と酷似していると一部で話題になりました。そのため、著作権侵害の指摘を恐れて、フジは『救命病棟』を封印したという説が囁かれることに。さらに第4話では認知症について描かれるのですが、その中で患者に対し『あんな姿になるくらいなら、元気なうちに死んでくれた方がよかった…』といったセリフが登場します。このセリフが当時、“同じ病気で苦しむ人に配慮が足りない”とクレームがあったと噂されており、過去の再放送でもその影響で第4話だけが欠番だったと言われています。そんな経緯があったことで、今回の再放送にドラマファンの間では『あの4話が解禁されるみたいだけど大丈夫なの?』『唯一DVD化されていないシリーズだから再放送はかなり貴重。永久保存しないと』『ERに似ている件はクリアできたのかな』と驚きの声が相次いでいます」(前出・テレビ誌記者)

 問題と噂された第4話も、現時点で2月2日に放送される予定となっている。今も一線で活躍する俳優たちの代表作なだけに、「救命病棟24時」の再放送は大きな注目を集めそうだ。

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