【ワンコイン】ファミマの「だいたい海鮮丼」がバズり中!「代替魚」は食のスタンダードになるか

 コンビニ大手「ファミリーマート」による水産物の代替素材を使用した「だいたい(代替)海鮮丼」が大きな話題となっている。

「2月6日より東京と神奈川の一部店舗で発売された『だいたい海鮮丼』は、ウニ、いくら、カニ、ねぎとろ、うなぎの5つの具を、植物性油脂やこんにゃく、魚肉のすり身などで“代替”したもの。税込498円という価格で海鮮丼が食べられるとあってSNSには数多くの食リポが投稿されています。ファミリーマートによると、水産資源の持続可能性を考えるきっかけになることを目指したといいますが、概ね好意的な感想が多いようですね」(フードライター)

 昨年3月には日本ハムが大豆由来のたんぱく質を主原料とする「フィッシュフライ」を発売するなど、大手も代替魚食品への参入が相次いでいる。というのも、乱獲や気候変動の影響で日本における漁獲量は急減しており、この40年でおよそ3分の1にまで減少していることへの対策が急務だからだ。最近では陸上養殖への参入も盛んになっているが、商品化にはまだ時間を要するとみられ、代替魚にも期待が集まっている。

「代替魚食品はベジタリアンやビーガンも食べられることから、今は日本よりも海外からの注文が多いようです。しかし、ここ数年で見た目だけでなく、味や食感などはかなり本物に近くなり、ファミリーマートの『だいたい海鮮丼』も言われなければ気づかないほどクオリティが高い。財布に優しく長持ちして味わいも本物に近いとなれば、続々高騰する本物の魚より代替魚を選ぶ人が増えてくると思います」(フードジャーナリスト)

 代替魚が当たり前のように食卓に並ぶ日も遠くないのかもしれない。

(小林洋三)

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