普段、なかなか足を運ぶことができない高級料理店を訪れ、期待に胸を膨らませていざ食事をしようと思ったら、女性の分だけ量が少なかったら…。
そんな差別とも思えるケースが増えていると、SNSで話題になっている。
22日にはあるXユーザーが、箱根の旅館で食事をした際、「男の方は普通のステーキカットだったのに、私のステーキは切れ端の寄せ集めだった事ある 枚数も私のは少なかった」と告白。「先輩たちとの旅行だから文句言えなかったけどかなり不快だった。ちなみに自腹」と怒りを露わにし、提供されたステーキの写真を公開した。
すると、「私も同じ目にあった」というリプライが続出。「旅館ではないけれど、喫茶店で夫と同じメニュー頼んで、私のセットピザだけ嫌がらせのようにショボいことはあった笑まさかの写真残ってた笑笑 上が私の、左下が夫の!これ同じメニューですよ」と、明らかに大きさの違うピザの写真を投稿する人も。
また、24日には京都市左京区に本店を構えるラーメンチェーン店で、大盛りを頼んだのに普通盛りが出てきたという女性が出現。その女性は「大盛り頼んだんですけど?」と指摘したものの、店員から「それで大盛りです」といわれたという。女性は店のファンのようで明らかに少ないと再抗議すると、店員は「いや、だって食べられないでしょ?」と鼻で笑ったというのだ。
このケースも事実であれば、不当に大盛り料金を取っていることになり、大問題といえるだろう。
いずれにしても、男女で料理の量が異なるケースは決して珍しいことではなく、お腹いっぱい食べたいと思っている女性にしてみれば、“余計なお世話”といえる。店員に指摘するにも勇気がいることから、「最初から同じように提供してほしい」と希望する女性は多いのではないだろうか。
(ケン高田)
*写真はイメージです。