足立区死体遺棄事件でバービーが問題発言「フィリピン人の結託が怖い」

 東京都足立区の住宅の床下から、この家に住む50代の夫婦の遺体が見つかったのは1月18日のこと。翌19日には、遺体を遺棄した容疑でフィリピン国籍のモラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ容疑者が逮捕された。モラレス容疑者は夫婦の長男の元交際相手で、22日には“協力者”と見られるフィリピン国籍の30代の男デラ・クルース容疑者が同容疑で逮捕された。

 この不可解な事件を取り上げたのが23日放送のTBS系情報番組「ひるおび」。気になるのは被害者夫婦とモラレス容疑者、そしてデラ・クルース容疑者の接点だが…。

「番組の解説によると、デラ・クルース容疑者は事件後に自宅からごみを廃棄。そのごみの中から被害者夫婦の衣類などが見つかり、逮捕につながったようです。夫妻の長男がモラレス容疑者との間に金銭トラブルがあったのは事実のようですが、一家と新たに逮捕されたデラ・クルース容疑者の関係はいまだ解明されていません」(メディア誌記者)

 番組のスタジオでは司会の恵俊彰が困惑気味に「いずれにしても動機がまったく明確なものが出てきてませんけど」と話を振ると、お笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービーはこう語った。

「お金目的だったら、いろんなターゲットを変えていくとかがあるんだろうけど、この家族に固執しているのも怖いし、容疑者2人が死体遺棄ってことですけど、フィリピン国籍の人同士で結託してる可能性があるってところがすごく怖いです」

 これに恵は「ん~、ね~」とうなって専門家に意見を求めていたが、SNSでは《サラッと問題発言》《フィリピン人の結託が怖いってヤバくないか?》《フィリピンの人ごめんなさい》といった反応が寄せられていた。

「犯罪者同士が結託するのは当然のことながら国籍を問いません。むしろ国内で大きな事件を起こしているのは日本人による犯罪グループ。フィリピンを拠点としていた犯罪グループ『ルフィ』の指示役と見られる4人は全員が日本国籍。また実行役として、のべ50人以上が逮捕・起訴されましたが、そのほとんどが日本人で、銀座の高級腕時計店に押し入ったのも10代の日本人でした。にもかかわらず、フィリピン人だけが怖いかのように語るのは、“印象操作”と受け取られても致し方ないかもしれません」(メディア誌ライター)

 地域住民の不安を和らげるためにも、事件の真相解明が待たれる。

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