「コスプレメガネ」の声も…岸田首相の青い作業服姿に漂う「見せかけ感」

 1月1日、石川県能登地方で最大震度7の大地震が発生したことを受けて、岸田文雄首相は4日、3回目の非常災害対策本部会議を開催。首相官邸のHPによると、この日の議論を踏まえ、岸田首相は「自衛隊、警察、消防等を中心とした救命・救助活動について、大変厳しい現場であると承知しておりますが、命を守る観点から重要な、被災72時間が経過する本日夕刻までに、現場の総力を挙げて一人でも多くの方を救命・救助できるよう、全力で取り組んでください」とメッセージを送った。

 岸田首相の強い決意が感じられたが、やはり“あの格好”に違和感を覚える向きは少なくなかったようだ。週刊誌記者が話す。

「大災害が起きた際、首相や閣僚の記者会見でおなじみとなった青の作業服ですが、今回も岸田首相をはじめとした非常災害対策本部のメンバーは、青の作業服を着て会議に参加しました。会議後の記者会見でも岸田首相は作業服姿で登場しています。現場で作業にあたる人であればしっくりきますが、政治家が下ろしたてのようなアイロンの効いた作業服で会議に臨む姿が滑稽に映るという人はやはり多いようです」

 実際、ネット上には《作業するわけでもないのに、なんで作業服姿で会見するのだろうか》《誰も行かないのに作業着コスプレ》《コスプレメガネ》《これをパフォーマンスといいます》《見てて腹立つ》などと散々だ。

「東日本大地震発災の際も、菅直人首相をはじめ枝野幸男氏、蓮舫氏ら当時の政府首脳が緊急災害対策本部に青い作業服姿でズラリと現れ、“安易なパフォーマンス”と揶揄されました。今回の能登半島地震でも非常災害対策本部は東京・永田町にある首相官邸にあるのですから、岸田首相が何らかの作業をするわけでもないし、政治家のユニフォームであるスーツでいいわけです。わざわざわざ着替える“儀式”が時間と費用の無駄と思いますね」(前出・週刊誌記者)

 支持率がまた下がりそう!?

(石田英明)

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