「初対面の人とカラオケは…」名古屋刺殺事件で指摘された宮根誠司の時代錯誤

 名古屋駅近くのカラオケ店で女性が刺されて死亡する事件が起きたのは12月26日。その後、女性を殺害したと見られる男のマンションから、別の女性の遺体が発見されたことで、事件はさらなる波紋を広げている。

 翌27日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)はこの事件を詳報。カラオケ店で女性を刺した疑いで逮捕されたのは、曽我春暉容疑者。カラオケ店でみずから警察に通報し、その際に「人を殺してしまった」と話したことがわかった。

 番組では専門家が「検挙を承知で犯行にいたった」「かなりの覚悟を持って事件に及んだ」と述べ、司会の宮根誠司も「わからないことだらけなんですが…」と困惑気味だった。

 その後、宮根はカラオケボックスで刺された女性について、「もし男性とトラブルがあったりとか、自分が怖い思いをするかもしれないと思った時に、行かないですよね。カラオケボックスに」と語ると、弁護士の三輪記子氏もこれに同意し「直前の状況すらまったくわかりませんから、本当、驚くような事件が白昼起こったなっていう感じですよね」とコメント。宮根はそこでこんな見解を述べる。

「普通は、初対面の人とカラオケボックスはまず行かないですよね」

 この意見に元日本テレビ解説委員の小西美穂氏も「男女ですしね。行かないですよね」と話すと、SNSでは《いや初対面でも行くよ》《初対面でもカラオケくらい行くけどな》《アプリで知り合った人とカラオケ行ったよ》などと反論が寄せられていた。

「宮根さんの頭の中では、カラオケは飲み会の二次会のようなイメージかもしれません。しかし、街中の声かけで『カラオケ行こうよ』はよくある誘い文句ですし、マッチングアプリで会った異性との初デートがカラオケというケースも珍しくありません。実際、その手のサイトには、カラオケデートの体験談が多く寄せられています。また、宮根さんは番組中、『カラオケの受付で名前を書く』という発言をしていましたが、今はスマホでの予約やチェックインが当たり前。視聴者から時代錯誤と指摘されても仕方ないかもしれません」(メディア誌ライター)

 亡くなった2人の女性と曽我容疑者はどんな関係にあったのか。動機を含めて真相解明が待たれる。

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