元テレビ朝日社員の玉川徹氏が10月23日、コメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。ネット通販などにおける生年月日や性別の記入に拒否反応を示した。
番組では、NTT西日本の子会社の元派遣社員が、約900万件の個人情報を不正に持ち出した事件を特集。個人情報に関連し、玉川氏は最大規模の流出被害にあった山田養蜂場を例にとり、「たとえば山田養蜂場のデータを見ると、氏名、住所、電話番号、性別、生年月日(が流出)。(このうち)氏名、住所、電話番号は場合によって変わりますよね。だけど、性別とか生年月日は変えられないわけですよね。で、なぜこの情報(性別と生年月日)が必要なんだって、僕は前から思っているんですよ」と不満げに熱弁した。
続けて「お店に行って買うときに自分の生年月日や性別を言わないで買うじゃないですか、物を。それなのになぜ通販で買うとき、ネット上で買うときに、性別とか生年月日が必要なんだと。説明しろと。と、いうふうに僕は前から思っている」と語気を強めた。
玉川氏の怒りの発言にSNS上では賛同の声が多く寄せられたが、一方で《パスワードを忘れてしまった場合の本人確認はまず生年月日で照合する》《名前だけで会員登録したら同姓同名の見分けがつかない》といった意見もあがっている。
「玉川氏はネット通販などで性別や生年月日の記入が必要な場合、『説明しろよ』と憤慨していました。そこで、テレビ朝日の通販サイト『Ropping』を見てみると、新規会員登録には性別と生年月日は〝必須〟となっています。個人情報の記入に理不尽さを訴えるのはわかりますが、自身が出演し長年在籍したテレビ朝日の通販サイトで性別と生年月日が必須となっていては説得力がありません」(週刊誌記者)
まずは、テレ朝の通販サイトに説明を求めてみては?
(石田英明)