ただの天気予報じゃない!「ウェザーニュース」が登録者100万人を突破したワケ

 天気予報に特化したアプリやニュースサイトとして高い支持を集めている「ウェザーニュース」。ユーチューブチャンネルも好評で9月上旬時点の登録者数は108万人。この夏に開催されたファンミーティングはチケットが即完売となり、テレビのお天気ニュースが霞んでしまうほどの人気動画となっている。

 ちなみに同社は東証プライムに上場する世界最大級の民間気象情報会社。全国1万3000カ所の観測網を備え、22年には気象情報サービスの中で予報精度No.1と評価されている。ただし、ブレイクしている要因はこれだけではないようだ。

「女性キャスターの存在です。番組公式サイトによると現在13人が在籍(男性キャスターは1人)。いずれもアイドルやモデルとしても十分通用しそうなレベルで、しかもキャスターらしい知的かつ清楚な雰囲気を持つ女性ばかりです。そのため、男性視聴者の中には熱狂的なファンも少なくありません」(スポーツ紙芸能デスク)

 特に人気があるのは大島璃音と駒木結衣、檜山沙耶の3人。生番組の中でハプニングが起こるのも特徴で、大島キャスターが気象予報士を間違えてダンゴムシ呼ばわりした「ダンゴムシ事件」、視聴者から送られてきたケチャップでチャーハンならぬ「チャハーン」と書かれたオムそばの画像に駒木キャスターの笑いが止まらなくなった「チャハーン事件」などが語り草に。これらが切り取り動画によってネット上で話題となり、彼女たちの人気に火が付くきっかけとなっているのだ。

「生配信中は視聴者からのコメントもよく読み上げてくれるのですが、彼女たちを笑わそうとする投稿が多いんです。どのキャスターも芸人並みにコメントを拾ってリアクションをしてくるため、そうしたやりとりが面白くて観ている人も多いようです」(同)

 そのタレント性の高さから雑誌グラビアやバラエティ番組への進出を期待する関係者も多い。近い将来、同チャンネル出身の女性アナが芸能界を席巻する可能性もありそうだ。

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