8月29日、ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題について、事務所が設置した再発防止特別チームが調査報告書を公表した。特別チームは今回、被害者や事務所関係者など41人にヒアリングを行ったという。
「特別チームが公表した調査報告書によれば、ジャニー氏の性加害は、事務所スタッフの間でも周知の事実として知られていたそう。当時、ある元ジャニーズJr.メンバーが『（合宿所で）ジャニーさんが布団に入ってきて色々触られたんですが、どうすればいいですか』と、被害を事務所スタッフに電話で相談したことがあったのだとか。しかし、事務所スタッフは『デビューしたければ我慢するしかない』『我慢すればいい夢が見られる。みんな通っていく道だ』などと、性加害に対応しないどころか、説得する側に回っていたとのこと」（芸能記者）
そんな性加害問題が浮き彫りになって以降、ジャニーズタレントによるジャニー氏のエピソードトークは、テレビで流せないという認識が世間で広がっていた。ところが先日、SixTONES・森本慎太郎がジャニー氏との出来事をテレビで語り、視聴者を驚かせたという。
「森本は8月28日、バラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか？』（フジテレビ系）に出演。そこで芸能界入りのキッカケに関する話題になると、森本は『ジャニーさんに会ったんですよ！』と告白したのです。彼によると当時、ジャニー氏と出会い、『YOU！ ウチ来い！』と誘われたものの、『嫌だ！』と最初は断っていたのだとか。しかし、あまりに電話で『ウチに来て』としつこかったため、『じゃあ1回行くか』とその熱意に負けたと明かしました。現在、メディアで連日にわたってジャニー氏の性加害問題が取り上げられていることもあり、視聴者からは『これ放送していいの!?』『生放送でもないのに、いまだにジャニー氏の話をテレビで流したことに驚愕したわ』『あれだけの報道が出た後だから笑えないって…』と驚きの声が相次いでいます」（テレビ誌記者）
かつては鉄板だったジャニタレによるジャニー氏とのエピソードトーク。しかし、性加害報道によって純粋な気持ちで聞けなくなったという視聴者も多いようだ。
