花火のできる公園はどこ? 花火屋さんが作った「検索アプリ」が6万DLの大人気!

 手持ち花火や打ち上げ花火などで遊べる公園が検索できるアプリ「Hanabi-Navi」が6万ダウンロードを突破し、大人気となっている。近年では花火をめぐって近隣住民とトラブルになるケースも多く、安心して花火を楽しめる場所を知りたいといった需要が増えているという。

「アプリを提供するのは玩具花火などを製造・販売する若松屋で、同社の公式X(旧Twitter)でアンケートを実施したところ、花火で遊ぶときに一番困るのは花火をやる場所という声が多かったことから、同アプリの制作に至ったといいます。昨年、名古屋版がリリースされると大好評で、今年からは東京23区、横浜、大阪、福岡などが追加されて検索可能エリアの人口カバー率が15%を超えています」(フリーライター)

 花火をする場所についてはネット上でも議論になっていて、今月12日には自宅前で「フェスくらいブチ上がっている」と複数の子どもたちと花火をする様子をXに投稿したお笑い芸人・アルコ&ピースの平子祐希に批判が殺到。平子は「数十年住み続けて築いてきたお付き合い。そうして確立されたコミュニティの中で判断していますのでこちらは問題ありません」と釈明したが、《自分が近所に住んでたら確実に通報する》といった声も少なくない。

「基本的に花火をやってはいけない場所というのは法律にないそうですが、各市町村の条例で禁止されていたり、路上での花火は道交法違反になる可能性もあります。まぁ、自宅の敷地内で花火をしていたとしても、煙で洗濯物にニオイが付いたり、騒ぐ声がうるさいなどと苦情が寄せられることも多く、やはり花火を心から楽しめる場所を知りたいという人が多いようです。なお、Hanabi-Naviは社員が一つひとつの公園に足を運んで確認しているそうなので、心置きなく花火を楽しめるのではないでしょうか」(同)

 なかなか花火を楽しみづらい世の中になってきているので、こうした便利なアプリを使わない手はないだろう。
 
(小林洋三)

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