同僚医師が激白「すすきの首切断事件」逮捕医師の素顔「患者の心の支えでした」

 札幌のホテルで首なしの遺体が発見された事件で、24日に死体遺棄容疑などで逮捕されたのは市内在住の医師・田村修容疑者(59)と娘の田村瑠奈容疑者(29)の父娘。翌25日には母親の田村浩子容疑者(60)の家族3人全員が逮捕される異例の展開となった。修容疑者が勤務する札幌市内の病院の同僚医師に話を聞いた。

「田村先生はとにかく温厚で優しい人物。入院患者の心のケアを担当するリエゾン科の科長で、終末期医療のホスピスケアセンターをはじめ、コロナの影響で家族と面会できずに精神的に不安な患者たちの心の支えになっていました。病棟すべてをカバーしていたため、院内でも特に多くの医療スタッフから信頼されているドクターでした」

 事件後も逮捕される前の週まではいつも通りに出勤。特に変わった様子などは見られなかったようだが、気になる点もあった。

「我々は24日、病院からの通達で逮捕されたことを知りましたが、田村先生と最近話をしたという同僚は『すごくやつれた表情をしてたんだよね。それってやっぱり…』と言ってました。ウチは病床数450と札幌市内でも有数の規模でリエゾン科もかなりの激務。彼はその時は気にしてなかったみたいですけど、仕事が原因ではなかったんでしょうね」

 この医師は田村容疑者とプライベートの付き合いこそなかったそうだが、

「子供の話になると饒舌で、本当に仲のいい親子なんだなって印象は受けました。ただ、そこまで突っ込んだ話はしたことがなく、3人家族だということも事件後のニュースで知ったほどです」

 事件は病棟の患者たちにも衝撃をもたらした。26日には病院が家宅捜索されている。病室のテレビでも連日事件のことが報じられるため、病院では動揺した患者のケアに連日追われている。

 詳しい動機など未だ分からない部分は多いが、事件前に父娘が刃物とスーツケースを購入していたことが新たにわかった。患者の不安に寄り添う精神科医という評判とは、あまりに落差がある残虐な犯行。ショックを受ける患者を思うと、何ともやりきれない。

*画像は勤務先の病院

ライフ