韓国エスカレーター事故めぐり宮根誠司が「エレベーター」連呼の放送事故

 6月8日放送の「ミヤネ屋」(読売テレビ)で司会の宮根誠司が「エレベーター」を連呼し、視聴者から総ツッコミを受けていた。

 番組中盤のニュースコーナーで、郡司恭子アナが伝えたのはソウル近郊の地下鉄の駅で起きたエスカレーターの逆走事故。出口付近にある上りのエスカレーターが逆走し、3人が重症、11人が軽傷を負った。番組では駅に設けられた監視カメラの映像を紹介し、「突然多くの人が滑り落ち、エスカレーターの下で折り重なるように密集し、周りの人たちに助け出されています」と報じた。
 
 その後、梨泰院事故で区長が保釈された件や国立保健医療科学院の元部長が逮捕された件などを報じた後、スタジオでは宮根誠司が「これ、地下鉄のエレベーターの逆走っていうのも、あんまり想定しないですから」と口火を切る。報道フロアの郡司アナは一瞬、驚きの表情を浮かべつつ「事故の映像を見てみましても…」と話し始めようとしたところで宮根は「どっかに切り替えのボタンがあるんですかね。エレベーターっていうのはね」と口をはさみ、ここでようやく、他の出演者が「エスカレーター」と訂正した。

 読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏が切り替えのスイッチについて「上りも下りも同じもの使いますからね」とコメントすると、郡司アナは「ただ、逆走を防止するような装置も作動していなかったということでした」と述べて、「映像を見てもわかるように、一瞬止まったかと思ったら、すぐに逆走すると…」と解説。すると宮根は再び「エレベーターにはついてないでしょうね、一般の人が触れるところに。ねえ? エレベーター方向を変えるようなものついていないので、どっか違うところに」とエレベーターを連呼したところで、再び他の出演者から「エスカレーターですね」と指摘され、宮根はようやく「エスカレーターもね」とこの話題を打ち切った。

「エスカレーターの事故の話題で、宮根さんは4回も『エレベーター』と発言し、ネット上では《エスカレーターとエレベーターの違いもわからんのか?》《宮根よほどエレベーターが好きなんやな》《軽く放送事故》といった反応が寄せられていました。この日は死者を出したバーベキューの事故に関して、火がつかなかったら市販の着火剤を追加するという“危険行為”を推奨してしまい、放送中に訂正、謝罪するひと幕もありました。最近は番組を欠席する日も目立ち、かなり疲労がたまっているのではないでしょうか」(メディア誌ライター)

 エスカレーターの逆走事故が宮根の“迷走”を際立たせてしまった!?

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