3月25日、カードショップ「トレカバース 秋葉原店」がツイッターを更新し、利用客の中に臭い人が増えていることから、今後は声掛けをした上で防臭グッズを浴びてもらうか退店してもらうと宣言した。あまりにもド直球すぎる対応にネット上では《さすがにやりすぎでは?》といった声もあがっているが…。
「同店のツイッターによると、近頃は店内の一部コーナーが盛況である一方で『清潔感に欠ける「臭い方」が増えつつあります』と説明。これまでも大量のアロマキャンドルを置いて対策していたそうですが、それでもクレームが絶えなかったといいます。そこで、今後は店員が『臭い(主観)』と判断した場合は声を掛け、『(ファブリーズや香水などの)防臭グッズを浴びてもらうか退店して頂きます』という方針を明らかにしたのです」(エンタメ誌ライター)
この露骨な対策にネット上では批判する声も見られるが、実はカードショップにおけるニオイ問題は以前から問題になっている。2018年には同じ秋葉原にあるカード店が、不衛生な状態で来店する客が見受けられるようになったことから、「(大会に参加する際には)入浴等を徹底して頂き、清潔な状態でご来店頂けるようお願いいたします」とツイッターで呼びかけたことも話題となった。
「カードショップは雑居ビル内にあるなど換気があまりしっかりしていないところも多く、店内でカードゲームを楽しめることから長居する客も多いため、不衛生な利用者がいた場合にニオイを強く感じてしまうのだと考えられます。そうした客が1人でもいると他の客に迷惑が掛かりますから、トレカバースの対策も仕方ないとは思います。ただ、実際には店員が『臭いのでファブリーズを浴びてください』などと直接は言いづらい。客にはこのツイートをきっかけに気を使ってほしいものです」(前出・エンタメ誌ライター)
ニオイを巡るトラブル発生で出禁にでもなれば、元も子もない。
(小林洋三)