エヴァ芸人が移住発表したタイ、あの大型芸能人も移住を検討していた

 1月26日、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のアスカのモノマネで知られるお笑い芸人の稲垣早希(39)が夫でユーチューバーのりおなり、20年に生まれた子供の3人でタイに移住することを夫婦のユーチューブチャンネルで発表。所属先の吉本興業がアジア各国で行う「アジア住みます芸人プロジェクト」を利用し、3月に渡航する予定だという。

「同社は国の地方活性プロジェクト『地域おこし協力隊』のよしもとバージョン『あなたの街に住みますプロジェクト』を展開していますが、これはその海外版。それにバンコクには現地オフィス『ヨシモト・エンターテイメント・タイランド』から仕事面のサポートも受けられます」(スポーツ紙芸能デスク)

 タイ在住の芸能人にはチェンマイを拠点に活動するAKB48の姉妹グループ『CGM48』の総支配人・伊豆田莉奈がいるが、他に日本国内で知名度のある者はほとんどいない。そのため、仕事面でのメリットも大きい。

 それに外務省「海外在留邦人数調査統計」によれば、タイの在留邦人数は米国、中国、オーストラリアに次いで4番目に多い7万8431人(22年10月1日現在)。うち5万6232人がバンコクに住んでおり、都市別ではロサンゼルスに次いで2番目だ。実際、市内には日本でおなじみの外食チェーンをはじめ、日本食レストランの数は市内だけで2000軒以上。さらに「マックスバリュ」などイオン系のスーパー、3大コンビニチェーンも揃っており、日本のライフスタイルを持ち込んだまま生活することも可能だ。

 南国でありながらそんな利便性に目をつけた大物芸能人がマツコ・デラックス(50)。昨年8月放送の「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)では、「本当にタイに行こっかなと思ってるんだよね。タイの一応、物件の価格は調べちゃった」と移住先として検討していることを告白している。

「タイはおおらかな国民性で、セクシャルマイノリティや外国人移住者にも寛容。女装姿の男性はそれほど珍しくないですし、日本と違って人目を気にせずに生活することができます」(前出・芸能デスク)

 業界では以前から引退説が流れ、かつて番組で「どのタイミングで私は身を引こうかなってずっと考えてる」と語ったこともあるマツコ。引退後はタイで悠々自適のリタイア生活なんて青写真を描いているのかも。

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