令和5年最初のジャンボ宝くじ「バレンタインジャンボ」が2月1日(水)から3月3日(金)のひな祭りまで発売される。アサ芸予想でたびたび当せん確率アップに成功している宝くじアドバイザーの長利正弘氏は、過去の高額当せん番号から「令和の法則」を発見! 今回は組十位、組一位、万位の「トリプル奇数」で、夢の3億円を狙い打つ。
今年の「バレンタインジャンボ宝くじ」もまた豪華な賞金ラインナップを誇る。1等2億円が10本(10ユニットの場合)、1等の前後賞5000万円(20本)を合わせて3億円。そして昨年のサマージャンボの2等はわずか5万円だったが、今回は2等1000万円(30本)、3等100万円(600本)、4等5万円も1万本あり、バレンタインジャンボミニと合わせれば、1万円以上の当せん本数が62万本以上となっている。
これまで「300円しか当たったことがない」という人も夢が広がる中、狙うのはもちろん高額当せん。まずは長利氏が「令和の法則」について解説する。
「バレンタインジャンボは1984年に『緑化宝くじ』の名称でスタートし、86年から『グリーン』、18年に『バレンタイン』、20年が『東京2020協賛』で、21年から再び『バレンタイン』に戻りました。過去39年の1等当せん番号に注目してみると、2017年以降は西暦の末尾の数字(偶数・奇数)と、1等の『組十位』と『万位』が連動していることに気づいたんです」
確かに末尾が奇数の17年は「92組19万台」、末尾が偶数の18年は「25組14万台」、そして末尾が奇数の19年は「74組15万台」が1等で出現している。
「そして令和に入ると『組一位』までもが西暦の末尾(偶数・奇数)と連動するようになった。今年は23年ですから『組十位』『組一位』『万位』は、すべて奇数の『トリプル奇数』を狙ってみたいですね」
1等の当せん確率が1000万分の1という難攻不落のバレンタインジャンボ。それがこの「トリプル奇数」に絞った場合は、125万分の1まで大幅アップするのだが、長利氏はさらなる確率アップを図る。
「令和のバレンタインは過去2回とも、前年に2等で出た組番号の数字が必ず翌年の1等の組番号に入っています。21年は20年2等の39組とまったく同じ、22年は21年で2等の82組の2と86組の6で26組でした」
昨年2等で出現した組番号の奇数は3・5・7・9の4つ。33組、35組、37組、39組‥‥と、ゾロ目を含めた組み合わせは全部で12通りになるが、
「21年は前年に出現した2等の39組が1等に昇格していますし、まず昨年2等の『53組』は必ず押さえたいですね。あとは前年の組一位を組み合わせた『39組』と『93組』も狙い目です。いずれにしても『組番号は1以外の奇数の組み合わせ』と覚えておくといいと思いますよ」
続いて万位の奇数だが、長利氏は「13万と15万の2択です」と前置きして、こう続ける。
「令和になってから過去2回、1等の6ケタの番号はなんと『1・2・3・4・5・6』の6つの数字がすべて入っています。十万の位は『1』で固定されているので、万位は残った奇数の『3』か『5』のいずれかになる。ちなみに、今年は野球の祭典・WBCが3月に行われますが、日本が優勝した06年と09年の1等は、必ず『13万台』が出現しています。今年の侍ジャパンは史上最強と言われていて優勝も狙えそうなので『13万台』に魅力を感じます」
というわけで、長利氏の本命は「53組の13万台」。1000万分の1の当せん確率が1万分の1までアップし、もしこの連番を10枚持っていれば、その確率は1000分の1だ。