「乱倫パーティー」連続摘発でわかった過激プレイ内容「複数女性×男性1人が当たり前です」

 今年6月、静岡県・浜名湖湖畔の宿泊施設で開催された120人もの大規模な「乱倫パーティー」で、主催者と参加者の男女、合わせて4人が逮捕された。8月には女子高生も参加していた別のパーティーで、客だった医師や僧侶など計24人が逮捕される事件が起きている。

 実は最近、こうした“卑猥なパーティー”が全国的に急増しているのだという。

「不特定多数の男女が一堂に会して性的な行為を行うこの種のパーティーは今に始まったことではなく、90年代までは『大人のパーティー』などの名目で三行広告等を使って頻繁に開催の告知と参加者の募集をしていました。それが00年代以降は、SNSやマニア向けの掲示板サイトによる募集にシフトしていきました。そのため、実態を掴むのが難しかったことと、警察が違法ピンク店の摘発に力を入れていたことで無法地帯化していた。ここ10年で業者の数は倍以上に増えています」(成人向け投稿誌元編集長)

 パーティーには一般女性も多数参加しており、女性複数に対して男性1人というプレイが当たり前の特殊な状況になっているという。そして、それにハマってリピーターとなる者が少なくないそうだ。だが、

「室内でも公然わいせつ罪は成立し、参加者の逮捕はほとんどがこの容疑です。そして、8月に参加男性が逮捕されたパーティーのように、18歳未満の男女がいた場合は、児童福祉法違反や、都道府県によって異なりますが、青少年保護育成条例違反に問われることもあります。捜査のために警察官が参加者を装って申し込んで来ることもありますね」(前出・元編集長)

 風営法に基づいて営業しているピンク店と違い、れっきとした犯罪であることを自覚するべきだろう。

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