人気スマホゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)の開発元である米ナイアンティックが米WB Gamesと共同開発した「ハリー・ポッター:魔法同盟」(通称『ハリポタGO』)の配信が、7月2日から日本でも始まったが、早くも先行きに不安な声が広がっている。
「『ハリポタGO』は『ポケモンGO』と同じくAR(拡張現実)を使った位置情報ゲーム。プレイヤーは魔法使いとなって、現実の街を歩きながら遭遇する敵と戦いつつ、ファウンダブルと呼ばれる魔法界のアイテムを回収していくという内容になっています。ただ、どうにも『ポケモンGO』ほどの盛り上がりを感じないのが、正直なところです」(スマホゲームライター)
なぜなのか。すでに「ハリポタGO」で遊んでみたというユーザーによるネットの声を覗いてみると、《「ポケモンGO」と違い戦闘中にやることが色々あって面倒》《ポケモンみたいなカワイイのを想像してたけど、敵や仲間がリアルすぎて怖い》といった声があがっている。
「日本で『ポケモンGO』が社会現象にまでなった理由の一つに、子供だけではなく中高年や高齢者までもがハマりこんだことが挙げられます。しかし言われるように『ハリポタGO』は操作が少々複雑となっており、内容的にもやらなければならないことが多く、『ポケモンGO』の感覚で始めると、特に高齢者には少しハードルが高い印象を受ける。となると、課金するプレイヤーの数も見込めなくなることから、先行きは不安です」(経済評論家)
二匹目のドジョウ狙いは厳しいかもしれない。
(小林洋三)