米Amazonは9月25日、かねてから噂となっていた今年2回目となるプライム会員限定セール「Prime Early Access Sale」を10月11日〜12日の2日間に渡って開催すると発表した。ただ、このセールは日本は対象外となっており、ネット上では落胆と怒りの声が上がっている。
「今年6月に米CNBCが、『Amazonが各ショップに秋のプライム会員限定セールに出す商品リストを提出するよう求めるメールを送った』と報じ、初の年2回となるプライムデーが開催されると話題になっていました。ところが、ふたを開けてみれば、セールが実施されるのはアメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、中国など15カ国で、日本はセールの対象から除外されていたのです」(ITライター)
日本が対象外となったことにネット上では、《秋にセールがあるって聞いていたから欲しいものを我慢していたのに、日本対象外とかマジかよ》《ついにAmazonにまで日本は無視されるようになってしまったか…》《日本でやっても安い商品しか買われなくてあんまり利益にならないのかな》などの声が相次いだ。
「7月に開催されたプライムデーでは、日本でも過去最多の商品が購入されましたが、利益はそこまで大きくなかったという指摘もあります。要するに、日本でプライム会員限定セールをしても儲からない、と判断されてしまったのかもしれません」(経済ジャーナリスト)
Amazonの企業理念は「地球上で最もお客様を大切にする企業」であったはず。ならば、利益の多寡にかかわらず、日本の顧客も大切に扱ってほしい、と考えるユーザーも多いはずだ。
(小林洋三)