「ゲボ出る」「帰りたい」…猛暑の「バス旅陣取り合戦」大荒れでも好評のワケ

 かつてバラエティー番組で「太陽がダメ」「朝に寝て夕方に起きる」とインドア&夜型のプライベートを明かしていた歌手・あのがテレビ東京系「ローカル路線バスの旅」シリーズの「路線バスで陣取り合戦」に参戦。朝からアクティブな面を見せて視聴者をザワつかせた。

 9月14日に放送された「陣取り合戦」の第9弾。それぞれ太川陽介と「A.B.C-Z」の河合郁人のチームにわかれ、市町村を「陣地」に見立てて1泊2日の名所めぐり。どちらが多くのポイントをゲットできるかを競うのだが、毎回好勝負を繰り広げている。

 2日目の朝、ややお疲れモードのあのは、「2ポイント、ボク取りたい」と意欲を見せるも、使用額に制限があるタクシーをなかなか使わない太川に対して「タクシー使わなさすぎだもん」と苦言を呈していた。

 あのはバスの中でも1日目を振り返って「あんな疲れる1日、初めてレベルで…なんかもう、家に帰りたいかも」と“ホームシック状態”となっていたが…。

「あのさんの勝負にかける執念はかなりのもの。ゲストはなかなか大御所の太川さんに意見できないものですが、太川さんの判断ミスで甲斐市のポイントを取り損ねた際には、『さっき降りればよかったんだよ』と苦言。太川さんは『ごめんごめん』『怖いっていうのもあったんだよ』と平謝りするも、あのさんは『ひよったんですね』とバッサリ。その後、和菓子を食べるというミッションではあいにく、お店が開店前。断念していたところ『何時に開くのかな…』と言うや、お店の人が現れて、開店を早めてもらうという好プレーも見せてくれました」(テレビ誌ライター)

 終盤では9対9の同点となったところで、太川チームと河合チームが鉢合わせする一幕があった。ポイントとなるお麩の専門店にタッチの差で到着したのは太川チーム。太川、あの、こがけんの3人で「生麩かき氷」を食べていると、そこに河合チームが徒歩で到着。先を越されたことを知ったロンドンブーツ1号2号の田村亮は、「え!」とリアクション。河合が「最悪だ〜」と絶叫すると、亮はかぶせるように「ゲボ出る」と発言。これにはSNSでも《亮さん「ゲボ」って…》《ゲボ出るは草》といった反応が寄せられていた。

「何かと問題発言が気になった第9弾でしたが、あのさんが38度超えの猛暑の中、太陽の下でアクティブに走ったり、喜びの声をあげる姿が新鮮でした。あのさん本人もツイッターで『こがけんさんいて助かった』とつぶやいていましたが、こがけんさんがうまくフォローして、イライラする太川さんをなだめていた様子。あのさんとこがけんさんのコンビは視聴者にも大好評だったようです」(前出・テレビ誌ライター)

 今回の「バス旅」で大活躍を見せた、あの&こがけん。2人の再登場を願わずにはいられない。

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