〈怖いなぁ 稲川淳二 あぁ怖い〉
〈気をつけて 稲川淳二 最上川〉
〈変だなぁ 振り向くなと稲川淳二〉
夏真っ盛りの7月最終週、SNS上にこぞって投稿されたのが、怪談の達人・稲川淳二をお題にした俳句もどき。なぜそんな騒動になったかというと、27日に稲川本人が「3,4年前に俳句協会から『稲川淳二さんが夏の季語になりました』」「という、ご連絡をいただきまして、身に余る光栄でありますが、どうやら私も夏の風物詩になったようです」ツイートしたから。これで「稲川淳二」がトレンド上位に上がり、ネット上がさながら、にわか句会のような状況になったわけだ。
「俳句協会も粋といいますか、確かに『稲川さん=夏の怪談』ですから、これ以上ない人間季語ですよね。TUBEでさえなしえなかった、協会のお墨付きですから本当にすごい。だからそれが拡散されると、早速ネット上が『稲川淳二』を使った素人感あふれる俳句で大盛り上がり。この夏はご本人のトークイベントも一層盛り上がりそうですね。何といっても、話す人が季語なのですから」(エンタメ誌ライター)
戦争や値上げや銃撃など、暗いニュースが続くなか、久しぶりの明るい話題。いや、ジメジメしてないと怪談にならないのでしょうが‥‥。
(山田ここ)