パペットマペット「入院報告」で注目 “ガチファン”集まるYouTubeの大盛況ぶり

 ウシとカエルのぬいぐるみによるブラックユーモア溢れるかけ合いでブレイクしたお笑い芸人のパペットマペットが14日、自らのツイッターで入院することを公表した。

 今月に入って、新型コロナウィルスに感染したことを明かしていたパペットマペットだったが、9日には自宅で飼い猫とともにYouTubeの生配信を行っていたため、ファンからは「大変なときに配信してくださってありがとうございます」「1日も早く良くなりますよう…お祈りしております」「しっかり回復されて、また元気なお声が聞けるのを楽しみに待っています!」と、たくさんの労いのコメントが寄せられていた。そんな中での入院報告に、ファンはさぞかし心配しただろう。

 いまだ熱い支持者がいるパペットマペットだが、驚かされるのは彼のYouTubeチャンネルの登録者数だ。

 芸能人が次々と参戦しているものの、苦戦を強いられているYouTubeの世界だが、パペットマペットのチャンネル登録者数は10万人に届く勢い。さらに、どの動画も安定した再生数をキープしており、生配信ではたくさんのスパチャが送られている。

 テレビで見かけなくなったパペットマペットは、なぜYouTubeチャンネルでこんなにも人気なのだろうか。YouTubeライターが話すには、

「一発屋芸人というと、突然全く違ったキャラに変更したり、当時辛かったことなどを大げさに盛ってテレビで暴露するなどで生き残ろうとしますが、彼は全くの逆。ブレイク当時から一貫して同じキャラを貫いているのが人気の秘訣なのだと思います。テレビに出る機会は少なくても、YouTubeでコツコツ配信をし続けているためファン離れが起きにくく、配信でスパチャを投げるガチファンも多い。可愛らしい飼い猫を動画に出演させているのも好感度を上げている要因ではないでしょうか」

 ツイッターのフォロワー数も21万人と、もはやインフルエンサー並みのファンを持つパペットマペット。退院して家にカエルことができたら、またモーレツに面白いコントを披露してもらいたいものだ。

(佐藤ちひろ)

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