義姉でフリーアナウンサーの小林麻耶から集中砲火を浴びている歌舞伎役者の市川海老蔵。沈黙を守っていたが、収拾に向けて動いた。
4月21日発売の「週刊文春」で、海老蔵は130分のロングインタビューで麻耶が暴露した数々の疑問に答えた。2017年6月に亡くなった妻・小林麻央さんの病室で競馬新聞を読んでいたことについては、場を明るくするためだったり、海老蔵が勧めたと思われた民間療法は麻央さんの希望だったり、と主張した。
その中で、海老蔵は麻耶と夫の國光吟氏と直接会ったことも明かした。麻耶と國光氏は21年4月に離婚したが、海老蔵から「公表しなくていい」とアドバイスを受けていた。ところが、海老蔵は21年10月に「おかえり、」と題したブログで離婚を示唆し、麻耶は激怒。再三に渡って、ブログで謝罪を求めていた。
海老蔵は3月30日、LINEで謝罪。翌31日には、麻耶と國光氏、國光氏の知り合いの男性と対面。海老蔵は「おかえり、」ブログの件などを謝ったというが、自身のYouTubeに麻耶と國光氏をゲストに呼び、その場で謝罪してほしいという条件を突きつけられたという。これ以外にも条件があるらしいが、海老蔵は教えてもらえなかったとか。
一方、麻耶は4月21日、「謝罪はしてもらっていません。」と題したブログで海老蔵を批判。「私たちは、おかえり、のブログに関して、直接頭を下げて謝罪してもらっていません。話の流れでごめんね、反省してると言われただけです」と綴っている。同日「気づかなかった」と題したブログによると、31日に「話を始める前に海老蔵さんに山ほどお話があるので、私達への謝罪は日を改めてほしいと伝えた」とのこと。
「その謝罪の場が、海老蔵のYouTubeチャンネルなのでしょう。海老蔵が麻耶と國光氏に謝罪する動画は、約40万人のチャンネル登録者が目にするところになります。まさに〝公開処刑〟です。これをクリアしても、次の条件が待ち構えています。麻耶は21日の『私が育てたい。』と題したブログで『姪甥を守りたい』と綴っています。これが次の条件かもしれません」(芸能記者)
海老蔵と麻耶の和解、早期決着は難しいようだ。
(石田英明)