野田サトル氏の人気漫画「ゴールデンカムイ」が実写映画化されることが4月19日、集英社のウェブサイトで発表された。公開時期やキャスティングは未定。このニュースに原作ファンが早くも心配の声を上げている。
同漫画は明治末期の北海道を舞台に、元陸軍兵士の主人公とアイヌの少女が隠された金塊を探し求める冒険物語。14年に「ヤングジャンプ」(集英社)で連載が始まり、GWに発売される合併号で終了する。18年にはアニメ化された。
「人気の理由のひとつが濃すぎるキャラクター設定です。登場人物の中にはかなり変わった性的趣味を持つ人物もいて、実写版で誰が演じるのか心配されているんです」(エンタメ誌ライター)
特に注目を集めているのが北海道で調査を行っている学者の姉畑支遁(あねはた しとん)。野生動物を相手に性行為に及んだり、木の穴に自身の秘部を挿入して楽しむ異色の人物。最後はヒグマと交わって腹上死した。姉畑のエピソードはアニメ版ではまるまるカットされ、DVDにかろうじて収録された。そもそも実写版に登場するのかわからないが、誰が演じることになっても問題になることは間違いない。
「ラッコ鍋のエピソードが実写化されるのかどうかも注目されています。この話はラッコ鍋の匂いで欲情した主人公を含む男たち5人が、欲望を発散させるためにふんどし一丁で相撲を取るシーンが描かれています。漫画、アニメは絵なのでギリギリ見られたのですが、実写になったらどうか…。ゴールデンカムイでも人気のエピソードなので、ぜひ実写化してほしいものです」(前出・エンタメ誌ライター)
登場人物は変わり者ばかりで、問題シーンだらけの「ゴールデンカムイ」。早く実写映画を見たいものだ。