格闘家の朝倉未来が4月4日、自らのYouTubeチャンネルで大炎上した“100万円バラまき”企画について謝罪した。
朝倉は2日、「勝手に朝倉未来の成人式してみた」と題し、イメージキャラクターを務める建築会社が新たにオープンする展示場の上棟式に、ド派手な晴れ着姿で登場。多くの一般客が集まる中、上棟式に付き物の餅やお菓子を投げ配ったのだが、そこで終わりかと思いきや「いっちゃいますか」と朝倉が上空からバラまいたのはなんと現金100万円。そんなサプライズプレゼントに、お金を飛びつく人たちで会場は騒然。その様子が投稿した動画にばっちり映っていたことで、猛批判を食らうことになったのだ。
「YouTubeセレブがお金をばら撒き、それに群がる人たちという構図に不快感を覚え、『品がない』『人々を見下した行為』と批判が集まったようです。朝倉さんは4日の釈明動画で『正直、全然悪気はなかった』と言ってますし、それは本心だと思います。『今まで炎上してきた時って“この動画を出したら炎上するだろうな”とある程度わかった上で出していることが多いんですけど、今回は本当に炎上すると思ってなかった。最初なんで炎上したのか、ちょっとわからなかったですね』とも言ってますから、お金をバラまくことでどういった反響があるのか想像できなかったのでしょう。また、動画で一般の人たちにモザイクを施さなかったことは失敗だったと反省していました」(エンタメ誌ライター)
本人は「100万円落ちてきたら嬉しいよな」という純粋な気持ちで行ったというが、動画を視聴した人は、100万円ぐらい気軽にバラまけるという驕りを感じたのかもしれない。
「昨年末には人気YouTuberのはじめしゃちょーが、他のYouTuberと『5000万円あったらどんな企画に使うか』というトーク中、ヘリからバラまくという相手の企画に対し『その方向いいな』と前にのめりになったことがありました。ヘリコプターから無差別にお金をばら撒いたら、どんな事故が起こるかわからないし、当然実現はしなかったのですが、『上からお金が降ってくるとどう思うだろ』と笑いながら話していた彼らには、ネットからも《品のない奴に余計なお金を持たせるとロクなことにならない》《少し考えればバカな行動だとわかりそうなものなのに…》など、怒りの声が上っていたんです。特にコロナ困窮者が話題になっていた時期だったので、余計に人々の神経を逆なでしたようです。そろそろYouTubeにおけるお金の扱い方を再考すべき時かもしれません」(前出・エンタメ誌ライター)
「お金配り」なら、かの前澤友作氏も大々的におこなてっいるが、目的をもって支援するのと、つかみ取り映像を撮って流すのとでは、やはり受け取られ方に大きな違いがあるようだ。
(飯野さつき)