朝倉未来、エイベックスから本格デビューで懸念される「22年大晦日問題」とは?

 大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント「RIZIN.33」。211万人のYouTubeチャンネル登録者を持ち、今の格闘技ブームを牽引する朝倉未来は、20年11月に敗れた元RIZIN王者、斎藤裕とのリベンジマッチに挑む。

 そんな彼は先日、動画でコラボしたエイベックスの松浦勝人会長から歌手デビューのオファーを打診された。しかも、デビュー候補曲をすでに5曲用意され、好きな曲に歌詞を付けるよう要求。「気に入らなければ別の曲を用意する」と言うほどの熱の入れようだった。

 サプライズという形ではあったが、22年に同レーベルからのデビューがほぼ決まった朝倉。格闘家にしておくのがもったいないほどの甘い歌声で、松浦会長や動画にゲスト出演した倖田來未も絶賛していた。

 朝倉はこれまでも21年2月に男性デュオのサスケとコラボ楽曲「桜風 feat.サスケ」、11月には作詞作曲も担当したソロ曲「君が居れば」をリリースしてきた。しかし、ファンの間では気になることが。それが〝22年大晦日問題〟だ。
 
「動画を見る限り、松浦会長は本気で歌手として売り出そうとしている。実際、朝倉未来の歌声と影響力、同社のプロモーション力があれば、大ヒットする可能性は高い。そうなれば冗談抜きで22年の新人賞の有力候補になるし、年末の紅白だって十分ありうる」(音楽ライター)

 ただし、来年大晦日にもRIZINが開催されるのは間違いなく、朝倉が出場する可能性は極めて高い。「日本レコード大賞」が大晦日に行われていた時代は、紅白へはしご出演するパターンが見られたが、さすがに格闘技の試合との掛け持ちは不可能だろう。

「中継や録画というウルトラCもありますし、可能性はゼロじゃない。それこそ実現させれば歴史に名前が残るし、松浦会長ならそこまで考えて仕掛けてもおかしくない」(同)

 今から1年後の話なんてずいぶん気が早い気もするが、22年の朝倉未来は今年以上に注目を集める存在になりそうだ。

エンタメ